ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

今季初の20キロコース

2006年03月26日 | コース
 今年初めての20キロコースに出発。いつものようにGOINGの曲を聴きながら走る。田舎の畑道には公衆電話もなく、帰ってこれないと困るのでウエストポーチに携帯を入れた。ゆっくりと流しながら走る。  住宅街の遊歩道から左折して、長い坂道を上って行く。 第一チェックポイント(約2.5KM地点)は森の野球場への交差点だ。この辺一体が運動公園になっている。十勝健康マラソンの会場となる陸上競技場もこの中にある。

  ここを右折せずに直進。やがて飛び地状の旧い住宅街の傍をとおって市外地に抜ける。 先日の雪も一夜にして溶け、畑には黒土が姿を現し、向こうには秋まき小麦の緑が広がっている。 この先が第二チェックポイント(5.0km強の地点)だ。

 畑の中を進み刑務所脇を通り過ぎ、向こうに見えてくるのが日高山脈の山々の筈だが、今日はあいにくの曇り空。暗い霧が立ちこめている。ここまで来ると所々に残雪がのぞく。 ここが第三チェックポイント(約7.5km地点)。

 これを左折して進むと、中学校が出現。さらに進んで、小さな住宅街を通り抜け、再び畑の中をの道となる。少し行くと坂を下って折り返し地点(約10km地点)に至る。 折り返し地点からコースを振り返ったところ。

 往路は携帯で写真を撮りながら走った。復路は走り方に注意してなるべくスピードが落ちないように頑張ってみた。  往路:1時間00分52秒91 復路:56分57秒88 20キロ:1時間57分50秒79 今季初の20キロコースは意外に早いタイムだった。肌寒い方が記録は良いのかもしれない。 

第27回白糠町ロードレース大会(10キロ)

2006年03月19日 | 完走記
 昨日から春一番、大荒れの天気予報が出ていた。朝、恐る恐るカーテンを開けてみると曇天。しかし幸いなことに雪は降っていない。なんとか走れそう。女房に朝食とおにぎりを作ってもらい、ホットコーヒーをポットに入れてもらった。  7時いざ出発。クルマをすすめ隣町に入ると靄が立ちこめ始める。やがて小雨の中に突入…。そのまま雨の中を進み、8時半過ぎ、白糠到着。街は薄暗く人影が少ない。今年は体育館の正面に駐車できた。大会要項に雨雪決行と書いてあったが、果たして人は集まるのだろうか…、不安がよぎる。まずは体育館で受け付け。直前で受け付けをした人は参加賞だけもらって出走はしないとのこと。受け付けの女性に、私も本当に走るつもりか確認される。折角来たのだから、当然出走と返答。渡された参加賞を見てびっくり、鹿肉の缶詰2個。

「あれっ、今年はシャケじゃないんですか?」とお尋ねしたところ、例年シャケを準備してくれる会社の社長さんが、今年は病気で用意できなかったのだという。そりゃ、残念だけど仕方がない。健康回復を祈るのみだ。体育館は寒いので、またクルマに戻ってしばし小休止。  9時近くなったので、バッグを担いで体育館に入る。ここでカッチさんに遭遇。トモさんもすでに体育館の一角に陣取っていた。とにかく寒い。雑談をしながら身体をほぐしていると、カッチさんの楽走イエローTシャツを見つけた釧路のパパさんがやってきて合流。若い!スリムでなかなか走りそうな体つきだ。ご挨拶のあと歓談。 10時も近くなると、私は外の様子が気になり、チョット外に出てみる。折角だからコース上の残雪を確かめようと2キロ地点まで軽くアップのジョグ。相変わらず冷たい小雨が降り続いていた。濡れた路面には雪はなかった。スノーターサーを履くまでもないが、びしょ濡れになることは間違いない。  一旦戻って着替え、更に体育館の階上コースを5周。なんとか身体を温め気持ちに気合いを込める。予定どおり下はロンタイ、上は重ね着という格好だ。出走時刻が近づきスタート地点に移動。  ようやく出走の時刻がやってきた。11時、号砲!今回は中盤からのスタートだ。 民家の中を通り抜けすぐに北に向かうコースに入る。釧路のパパさんとカッチさんが併走して前を進むのが見える。まあまあ良いペースで進む。 1キロ:4分40秒。2キロ:9分40秒(4分59秒)。 釧路のパパさんはまだ視界に残っているが、カッチさんはすでに視界から消えた。 3キロ:14分44秒(5分03秒)。4キロ:19分46秒(5分02秒)。 まだなんとかキロ5分ペースを維持している。このまま行けば50分を切れるかもしれない。一応今日の目標は50分切りだ。寒いが最初は追い風なのであまり消耗せずに済んでいる。しかし第一折り返し地点を過ぎると徐々に向かい風となってくる。 5キロ:24分55秒(5分09秒)。 向かい風になると雨も正面から降ってくるので、身体がまともに雨に濡れて体温が奪われ、とても寒い。カッチさんが軽快に走って通り過ぎる。体育館では気がつかなかったがFさんも通過していく。Fさんはビニールゴミ袋のインスタント雨合羽を装着している。私も持ってくれば良かった、残念。釧路のパパさんも通り過ぎていく。この通過順位は予定どおりだ。第二折り返し地点を通過。 6キロ:30分18秒(5分23秒)。 海岸方向に向かって雨風をまともに受けて進むせいで、気持にくじけが出てくる。とうとう50分を越えるペースに落ちてしまった。 7キロ:35分12秒(4分54秒)。 前の女性に着いていこうと頑張ったおかげでチョット挽回。 8キロ:40分47秒(5分34秒)。9キロ:46分08秒(5分20秒)。 ダメだ~。身体がびしょ濡れで、手も冷たい。気弱な部分が露わになってくる。やばい。最後はなんとか頑張らねば。50分は切れなくとも52分の壁だけは突破した~い!体育館が見えてきて、少し気が緩んだすきに一人に抜かされる。最後のコーナーを曲がってゴールに駆け込む。 10キロ:51分10秒(5分02秒)。 ゴールでは先に到着した釧路のパパさんと、さらにもっと前に先着していたFさんが待っていてくれた。有り難い!  寒かった~。ゴール後は一目散に体育館内へ。トモさんのすすめに従ってシャワー室に直行。ありったけのものを着るが寒さは消えない。体育館内に急遽用意されたジェットヒーターの前に立ちようやく身体に暖が戻る。食料を補給しながら体力の回復と、正式結果が出るのを待つ。そのうちに抽選会が始まったが、残念ながらみんな一番違いで当選を逃す。結構な人数が当選している。

 1時過ぎ、結果が掲示され、それを確認してから皆さんとお別れした。今シーズン最初のレースは壮絶なものであった。この悪天候の中で10キロの記録を更新できたことは収穫と言って良いだろう。自分としては今回はそれで満足としよう。 さて釧路のパパさんは次は何処を目指すのでしょうか?カッチさんとは6月に千歳での再会を約束。シーズンはこれから、また練習に精進というところです。

庭にクロッカス

2006年03月16日 | 雑感

 好天が続く。今日は朝の時点ですでに4℃にまて気温が上昇している。女房に「2,3日前から庭にクロッカスが咲いているよ」と言われ、よく探してみたら本当に1つだけ花が咲いていた。

 冬の装備のままで今日もいざ坂コースへ出発。いつも日陰になってる登りの小径も雪溶けが進んでいた。まだ氷とぬかるみと乾いた地面とが継ぎ接ぎだらけになっている。泥が付かないように注意して登るが、普段にも増してなかなか足が上がらない。

  坂の上に出ると陽光が降り注ぎ、畑の雪がかなり溶け黒い地肌がむきだしになってきていた。

 またゴーイングを聞きながら走ったが、途中で汗が噴き出してきて、たまらずヘッドホンを外してしまった。エピックの中は汗だらけだった。もう冬装備でなくてもランは大丈夫のようだ。それにしても本気で走るときは音楽はない方が良い。


GOING UNDER GROUND

2006年03月12日 | 装備

 今年になって初めて夏用シューズで外ランした。スノーターサーと違ってピタッとタイトな感じがした。コースは登りの一部にまだ氷っている箇所とぬかるんでいる箇所があり、若干難儀であった。それにも増してきつかったのは風であった。本日は思ったよりも風が強く5周で終了。

 それでもなんとか走り通せたのは音楽を聞いていたせいかもしれない。音源はPCからUSB経由でMP3プレーヤーに落とし、頭の上からガバッと押さえ込む旧式の安いヘッドホンを使用。走りにはこれが一番しっかりしているのではないだろうか。難点は外の音が入らないので交通の激しいところでは危険なことか。  さて今日の楽曲はこれ。

 GOING UNDER GROUND の [ h.o.p.s.] だ。乾いたシンプルな音がまさしく私の若い頃の記憶を蘇らせる。ドライな気分で孤独に浸りただただ見果てぬ夢を見ていた頃の自分を思い出すのだ。  家に帰ったら名古屋女子マラソンが始まっていた。渋井もよく粘ったが最後は弘山が追いついてアッという間に抜き去っていった。本当にここまでよく頑張ったものだ。こころから凄いと思う。今日のレースはなかなか見応えのあるものであった。私もトシだが私なりに精一杯頑張ろうと思った。


3月の外ラン

2006年03月09日 | 雑感
 春の陽気に誘われて久しぶりに外に出かけた。外気温も今日はプラス1℃で、これからもう少し上がりそう。周囲の雪解けは進み、車道にはすでに雪はないが、裏通りや、畑の小道には残雪あり。春の風を受けて爽快に走った。

 ウイークデイの午前の道路には、中高年の人たちがウオーキングを楽しんでいた。一人だけ私より少し年長と思われる男性が走っていた。すれ違い際にお互い声を掛け合った。清々しい気分だった。

 走りそのものは正直言って進歩していない。全くスピードに欠ける。やはりこれが限界だ。素直に認めよう。今年も10キロ50分切りは難しそうだ。