ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

春のランニングコース

2007年03月21日 | コース

 暖冬とはいえ辺りはまだ雪景色。それでも春の陽気のおかげで雪解けが進んでいる。今日は朝から陽が差してさわやかな風が吹いていたので、これまでになく早々に長距離走の実施を決意。寝坊助の私にしては珍しく、9時に家を出て白衛門コースに向かう。

 手抜きの柔軟体操を済ませると、ゆっくりとアップを開始し、時々立ち止まって携帯で景色を撮影。

 すでにランニングコースには雪はない。おそらく融雪剤によるのであろうが、一部の畑でも雪解けが進んでいた。遠くには日高山脈の白い山々がうっすらと見えていた。

 今日のメインは20キロペース走だ。フルをサブ4で走りきるために必要な1キロ5分30秒のペースを目標にした。今の私にはこのスピードで20キロを走りぬくことは正直言ってきつかった。

 途中で5人のランナーとすれ違った。はじめの3人とはそれぞれ目があってきちんと挨拶を交わすことができた。こんな時は気分も良いものだ。最後の方で出会った若い男女の2人は全く目を合わせないようにして通過していった。こちらは挨拶しようと機会をうかがっていたのだが、全く無視されてしまった。目が合わないとこちらから大きな声をかける気にもなれず、なんとなくフラストレーションがたまるもの。最初の3人は多分年齢が近かったせいで、意識し合えたのかもしれない。若い人たちにとっては親しみのないただのおっさんに見えたのだろうな。

 20キロペース走の途中から、今日はあまりにも天気が良かったのでついでに35キロまでゆっくり行ってみようと決めていた。でもこれが相当にきつかった。30キロを過ぎてからは、ふくらはぎが重くなり、足がなかなか言うことを聞いてくれなくなった。この分ではフルのサブ4達成はかなり厳しいことになりそうだ。

 走り終えての休憩中にふと顔をなでると、なにやら随分ザラザラしている。そんなにホコリは舞っていなかったはずなのにと思って手の平に目をやると、光る粒々がいっぱい着いているではないか。ひょっとしてと思ってなめてみると、やはりしょっぱい。ひえ~っ、塩である。汗が乾いて塩の結晶ができていたのだ。ヒラオカのゲンさんのおっしゃるとおり、こりゃあラン後のミネラル補給が必要なわけだ!

 今日は走りすぎ。自宅に帰ってシャワーを浴びると、ベッドに直行し、しばしボーッとしてしまう私であった。