ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

トラックでの練習

2007年07月16日 | コース

 7月に入ってからは寒い日々が続いていた。頭も身体もだんだんと湿って暗くなり、帰宅後の夜の路に走りに出る気持ちには全くなれなかった。誰はばかることなく、根性なしの私である。

 今日は何日ぶりかに朝から太陽が顔を覗かせていた。外はいくらか蒸しており、風も若干吹いていたが、久しぶりに外ラン可能な日であった。しばらく走りの間が空いていたので、けだるい身体に刺激を与えようと、今日は森の競技場に向かった。貸し切りかと思っていたが、あに図らんや、高校生達が来て合同練習をしていた。

 市内のS学園、N商、H校の3校だ。やはり指導者のいるところは練習もしっかりしているし、礼儀も正しい。指導者のいないところはおしゃべりが多くだらだらしていた。昔の自分のクラブ活動(←当時はこう呼んでいた)を思い出し、そんなものだろうと一人頷く。すべてはこうした日常の積み重ねなのだ…。今日は高校生達の中に一人おっさんが混じって練習だ。

 練習メニューはなにも考えてこなかったので、準備運動をしながら考える。アップに軽く10周。その後、インターバル。そして10周程度を流してダウン。最後に整理運動、ってな具合だが、途中変更ありとする。

 S学園の練習は参考になった。長距離グループは、すでに速めのペース走をしている最中だった。途中で一人が脱落した。その後は200mのインターバルを数本。最後は200mダッシュだったようだ。だらだらせず、キリッと仕上げていた。流石だ。

 周りに人がいると無理して頑張ってしまうのが私の悪い癖。インターバルでは頑張りすぎて、4本しかもたなかった。最後の流しも何故かB-upになっていた。高校生達には遅いおっさんが一人コース上で邪魔して大変な迷惑をかけたが、おっさんにとってはだれた身体がピリッと締まった一瞬であった。 最後の整理運動をしていて芝生に寝そべったら、とても気持ちが良かった。もう帰りこぬ若き日々を思い出しながら…。


市内1周LSD

2007年07月05日 | コース

 今日は仕事はお休み。朝から肌寒い曇り空で、午後からは雨の予報が出ていた。何となく気が乗らずのらりくらりと過ごし、朝食はとらず、一応ヴァームゼリーで済ます。犬の散歩で外に出て、天候を確かめる。なんとか行けそうな気配だ。帰宅後、水分を多めにとって、準備運動にとりかかる。雨が落ちないかと上空をながめてしばし躊躇するも、意を決して出発。腰にはボトルホルダーと、ポシェットを装着。携帯電話、現金、カロリーメイト、塩飴、ポケットティッシュを入れた。

 例によって帯広の森を南下し、空港南町の方向に曲がる。少し先の自動販売機で、300mlの小ボトルのスポーツドリンクを購入しホルダーにつっこむ。みなさんお仕事やお勉強に勤しんでいる頃だから、街は人通りが少ない。

 学園通りに入り、一路東に下る。国道にぶつかり左折する。曲がらないでまっすぐ進むと、かくてさんのホームコースである「激坂」が出現するはずであるが、今日は左折。2つの結婚式場の前を通過し、南橋を越えたところでサイクリングロード南端に入る。ここで水分補給しカロリーメイト1本を摂取。

 ここからしばらくはクルマの侵入しない安全コースを札内川沿に北上する。パークゴルフ場の傍をいくつか通り過ぎたが、コースによって人気度がかなり違うようだ。やはり青々とした芝のコースに人が集中していた。パークゴルフ場には簡易トイレが設置されていたが、何故か水飲み場は見つからなかった。音更川沿いにはトイレと水飲み場が一緒にあったのに解せない。塩飴を口に入れた。

 JRの鉄橋や国道の下をくぐり抜け、帯広川を超えて、十勝川河川敷に至り、春の「マラソンを楽しむ会」のコースに合流する。河川敷をぐるっと一回りして堤防上に上がり、「マラソンを楽しむ会」のスタート&ゴール地点に到着。どっかりと腰を下ろし、カロリーメイトを2本食べ、ボトルの水を飲み干し、空いたボトルを水道の水で満たした。注意しておくべきはこのコース、水分補給が可能なのはここ1カ所だけだ!

 堤防を降り、十勝大橋の下をくぐり抜け、ひとけの少ない広い道を独り占めして、西進する。スズラン大橋の下で一旦舗装は終了。その後、堤防上に駆け上がると舗装道が続いていた。右手にゴルフ場のグリーンが広がっている。さらに進んで平原大橋の下を迂回し上がってくると間もなく舗装道が完全に終了した。

 その後は運転免許試験場の北側あたりになろうか、堤防上の草地の柔らかい土の上を進む。時折カッコウの鳴き声が聞こえてくる。道が狭まり小さな橋に移行する手前を左折し西20条通りに降り、これを南下する。その前に最後のカロリーメイト1本をほおばり飲水をしておく。この辺りは工業団地のせいか、歩道は極めて貧弱だ。

 国道を越え、踏切を渡って、西の長崎屋の横を通り過ぎて帯広の森へと戻った。このコースは3年前に歩いてみたことがあるが、その時は6時間を要した。本日は携帯電話のカメラで写しながらのLSDであったが約3時間、距離にして約27kmであった。曇り空で気温が高くなかったのが幸いし、労せず完走可能であった。また雨も最後まで降ることがなく感謝感謝である。次はもう少し気合いを入れて走ってみようかな。