ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

第33回千歳マラソン(ハーフ)

2013年06月02日 | 完走記

娘のアパートに前泊し朝7時過ぎにナンバー交換をした。曇り空で少し蒸し気味の天候。気温はこの時点では丁度よいが、暑くなりそう。

一旦戻って排泄を済ませ、リュックに必要なものを詰め込んで8時半に再出発。

スポーツセンターはごった返していた。先ほど目星をつけておいた2階のいす席はもう空席なし。朝のうちにコインロッカーをゲットすべきであった。2階更衣室はすでに超満員であったが、少しの空きスペースでなんとか着替えを済ませ、そこにリュックを置かせてもらった。9時を回ったところでスタートラインに向かう。できるだけ前方に位置取りたかったので、1時間半から2時間のラインに移動し号砲を待った。

9時半定刻スタート。スタートラインを越えるまで34秒経過。さすがに前方のランナーは走りが速い。2km過ぎると少し周囲に余裕ができ、コースは緩い登りへと移る。この時点で12分を切っていたから、いつもより若干速いペースだったようだ。そのせいなのか、身体の重さが堪えた。気温もかなり上昇してきているように思えた。ウエアを2枚重ね着したのも失敗だった。暑い。普段なら30分ほど走っているうちに脳内で分泌されるエンドルフィンのおかげで身体が軽く感じるようになることが多かったが、この日は残念ながらそれはこなかった。(5km:29分28秒)

緩い登りが続くが、森の中の気持ちの良いコースである。雑念がもやもやと湧いてくる中、淡々とマイペースを維持。(10km:30分27秒、計59分55秒)

折り返しですれ違うランナーの中に知人の姿を探したが見つからない。完走を目指してなんとか一定のペースを維持しようとしたが、12km過ぎからの登り、さらに国道に入ってからの照り返しの強い舗装路がきつかった。暑い。身体が重い。後続ランナーにポロポロと抜かれるようになる。あまり悔しい思いが湧いてこなかったのは、気力が満ちていなかったからかもしれない。(15km:32分19秒、計1時間32分15秒)

下剋上の道をなんとか切り抜け河川敷の道に入りゴールを目指す。ゴールが近くなって抜いてゆくランナーは軽快に見える。以前カッチさんに教えてもらった通り女性ランナーは終盤安定している。彼女たちに付いていけるように頑張ってみたが、長続きせずにすぐに置いて行かれた。(20km:30分48秒、計2時間03分03秒)

残りもう少しだが、最後まで身体が重いのは変わらない。それどころか重いのがどんどん溜まってついによれよれになって、そしてそのままなんとかようやくフィニッシュ。(ゴール:7分09秒、計2時間10分12秒、ネット2時間09分38秒)

ゴール後自分で写メをとり、スポドリとふかしイモを受け取り、路肩の雑草の上にぐったりと腰を下ろして、それをむさぼり食べた。疲れていた。そこでしばし休憩してから、スポーツセンターに戻って完走シャツをもらうと、2階に移動した。身体を動かすのも嫌なくらい疲れていた。そこでゆっくり着替えた。いつもなら満足感に浸れるところだったが、今日は全く気分が晴れなかった。会場でソフトクリームとお汁粉をゆっくりと食べた。最後の種目のレースがスタートするというアナウンスが聞こえた。ようやく腰をあげ、とぼとぼと娘のところに引き返し、1時間ほど横になった。これが今のところのマイペースの姿と自分に言い聞かせた。

 



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