ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

グリーンパーク4時間耐久走

2007年04月29日 | コース

 昨夜は普段よりも寝つきが悪かった。そして今朝はいつもより早く目が覚めてしまった。これは気合いというよりも、これまでの練習の成果がどう出るのかという不安が大きかったためである。そう今日は帯広トライアスロンクラブ主催の4時間耐久走なのであった。5月20日の洞爺湖マラソンを控え、私にとって今日はその力試しといった意味合いがあるのだ。


 会場に到着するとすでにかなりの人たちが集合していた。顔見知りの仲間をすぐに見つけ輪の中に入る。仲間がいると緊張感は雲散霧消してしまった。不思議なものである。談笑しながら用意をし、全員で念入りに準備体操をしてから開始となった。たしろさんが伴走してくれることになり心強い。1キロ6分でゆっくり進むことにした。ほぼ20キロくらいまではこれより若干速いペースで進っんだ。おやぢさんや途中で合流したカッチさんとも、走りながらの会話が弾む。給水はほぼ5キロごとにとった。天候がよく、20℃を超す気温であるが、ちょうど良い風が吹いており、気持ちよいランが続く。いつものように20キロまでは。目標は当然4時間で40キロだが、35キロで50点、1キロ増すごとに10点加算とした。

 20キロをすぎてから徐々に足が重くなるが、30キロまではなんとか1キロ6分以内をキープ。平坦でない土の上は足をとられることもあり、徐々にふくらはぎがパンパンに張ってきた。ついに我慢できず35キロ前に休憩をとらざるを得なかった。もらったグレープフルーツがとても美味かった。かなりへばっていたのでウィーダーインゼリーで栄養補給し、足をさする。座り込むと立つのがきつかった。ついに弱音を吐くが、たしろさんが先に走ってくれるので、なんとかついていこうと頑張った。4時間を走り抜くのはやはり大変なことだった。例によって最後は極端にスピードが落ちてしまい、3時間58分08秒で終了とした。距離は37.7キロ。おそらく31周した計算になる。初期の目標に従えば、今日は70点ということになる。

 洞爺湖マラソンでサブ4達成という目標はかなり後方に退き、眼前に黒雲が立ちこめてきたが、あきらめることなく、残りの期間はインターバルトレーニングを取り入れスピードアップに努めることにしたい。

 今日はたしろさんのおかげで走り通すことができた。本当に感謝である。本番ではこれを参考に一人で走り切ろうと思う。終了後は主催してくれた帯広トライアスロンクラブのみなさんとの焼き肉会が予定されていたが、ヨレヨレだった私は失礼させていただいた。こんなすばらしい会を企画・運営してくれた帯広トライアスロンクラブの皆さんに、遅くなりましたがこの場からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。


NHK教育で「長野マラソン」放映

2007年04月15日 | 雑感

 偶然に新聞のテレビ欄で長野マラソンをNHK教育テレビで放映しているのに気づきスイッチを入れてみた。

長野オリンピック記念長野マラソン大会より

 相変わらずの金哲彦さんの解説だ。しかし今日の放送はこれまでとは違っていた。もちろんトップ集団を追って一位の選手がメインなのは変わらない。1年以上のブランクを背負って高岡選手も先頭集団に絡んでいる。その合間に、一般市民ランナーで今回サブ3を目指すランナー2人に注目して途中経過を追い、事前取材でその人となりや関係者の応援の姿も映し出されていた。また車イスマラソンのランナーにもスポットを当てて紹介していたし、その他短い応援メッセージもたくさん流れた。そして谷川真理さんのレポートで大会運営に関わるボランティアたちの活躍する姿も多く放映されたのだ。

 マラソンってただ単に一位になることだけが価値のあることなんじゃない。参加する人たちにはそれぞれの目標がありドラマがあるのだ。そして大会を作り上げるためにはたくさんの人々の力の結集が必要なんだ。今回のNHKの番組作りは、マラソン大会の中身に注目したものであり、とても新鮮ですがすがしいものを感じることができた。