やっつけ映画批評!

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任侠学園 2019 70点

2020-07-24 20:53:22 | 映画
任侠学園 2019 120
70点


高校を経営することになったヤクザ...





原作は2007年に発刊されて
コンノビンさんの同名小説

監督はどちらかというとドラマ畑出身の
木村ひさしさんです


ヤクザが高校の立て直しをはかる
というトンデモ設定ですが

ヤクザたちが普通にいい人たちなので
安心して見ていられました


一見なんの問題もないようにみえる高校で
起きる色んな問題に対して

ヤクザたちが親身になって
トラブルを解決していくさまは

とてもロジカルに感じられましたし

ときおりみせる任侠ギャグは
どれも笑わせていただきました

特に夜中に生徒を叱る場面は
いかにもヤクザなやり方で
ちょっぴりバイオレンスなんだけど
めちゃくちゃ生徒に響くっていうね

あのシーンはめちゃくちゃ
良かったと思います


あとあと
高校経営と高校の問題児とか
結構風呂敷の広げ方が大胆で
これ、2時間で終わらないんじゃないの?
駆け足なっちゃうんじゃないの?

って1時間くらいのとこで
思ってたんですけど

意外や意外
選択と集中で

経営にも問題児にも
ヤクザの抗争要素が絡んできて
きれーに風呂敷を畳んでくれたなっていう
感じで満足度はなかなか高めでした


任侠と学園モノのギャップの
生み出すコメディが心地よい
任侠学園映画でした〜