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アンダーユアベッド 2019 65点

2020-01-09 12:44:45 | 映画


アンダーユアベッド 2019
65点


女の人のベッドの下で暮らす高良健吾...





大石圭さんの2001年発行の
同名のホラー小説が原作で

監督は
リアル鬼ごっこ3.4.5の
安里麻里あさとまりさんです



超陰キャラ激ヤバストーカー体質男を
高良健吾が

そしてその対象者を
西川可奈子が体当たりで演じています


R18指定ということもあり
話自体はシンプルなんですが
味付けめちゃくちゃハードでした

98分と短い時間に
これでもかと目を覆いたくなるような
グロとかではなく

心が張り裂けるような
精神衛生上
良くなさすぎるシーンの連続で
とてもしんどかったです


序盤は高良健吾のヤバさ
うわ、この人ホントにヤバいかも
色々考えてるくせに
全然喋んないじゃん
うげーー

となるんですが
徐々に

頑張れ、頑張れ、高良健吾
お前しかいないんだぞ
頑張れ、普段やってる事最低だけど
ホントに頑張れ

ってなるの予想に反して
めちゃくちゃ胸熱でしたし

お前終わってるな
という気持ちと
お前しかいないんだぞ頑張れ

っていうアンビバレントな気持ちが
楽しめました



人はいつ死ぬと思う?
人に忘れられた時さ

のワンピースの名言に
真っ向勝負を挑むような


忘れられる痛みを乗り越えてなお
生きる強さ

刹那的な恋の強さ、人間の強さ

が溢れ出す終盤は
たまらないもんがありました

R18
心が痛むかなりハードな内容ですが

不気味なのに気持ち悪いのに
なぜか不思議と熱くなれる
ベッド下の男スリラー映画でした〜