goo blog サービス終了のお知らせ 

パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

下手な芝居をする二人、父とその後妻

2025-04-06 00:00:00 | エッセイ
・・・・心を軽くする為に書きます。ご了承ください。(実話)

私は3才で実母と生別し、7才の時に来た父の後妻の元で苦渋を舐めた。
この二人には共通している所があった。当時から違和感を感じていた。
見え透いた芝居を、堂々とするのである。私には、ばればれなのに。
また、他人の前でもやる。気付かない人は気付かない、そこが狙い目。

小学校の、父兄の授業参観に父はよく来ていた。毎年1回、その機会があった。
よその家も、父兄が教室後方から授業風景を見ていた。勿論、黙って。

家の父だけは違っていた。私の席にまで出て来て、声を掛けて来た。
・・・・「君、わかるか、こうなんだよ」などと、突っ込んでと。
先生と他の父兄は困惑であっただろう。奇異に思っていたと思う。何なんだ。
なかには、こう思った人もいるのでは・・・・
(教育熱心な親だ、お子さんは大切に育てられてる)と。

実は真逆、勉強どころか遊ぶ時間も与えない。小学生の時から、そうだった。
農家であったので、暗くなっても働いた。私をこき使った、子供の手を。
農繁期かどうかは関係なく、そうだった。理由は邪魔だったから、前妻の子。

これも、むしろ滑稽だった。高校受験の参考書だけは沢山買って与えた。
だが時間は、与えなかった、それどころか奪った。これは体裁を作る為のポーズ。
よその家に言う為である。参考書、何冊も買ってやった、勉強すればいい、と。

父の後妻は高校進学に反対した。私は笑った。父は無言だった、胸中はわかる。
ともかく高校は出た。出ただけ、夢なんてなかった。跡継ぎが、追い出された。
あの後妻の事は、書くのもはばかられる、その値もない。ここまでにします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする