けだし それは
一兵卒として
文学の後塵を拝すること
そして・・・・
思えば あの頃
三つの時から淋しかった
初めて知ったのは
もぬけ だった
ああ そうだ
六つの時だった
「世界」って漢字を知ったのは
妙に嬉しく 得意だった
どうにか時は過ぎ
そのたび痩せ
夢食うバクは 太るのみ
ネヴァ河の岸に
明かり灯る
ネフスキー寺院は夜霧の中
リーザを隠す
明かり灯るソーニャの家
いつもの男が一人いた
マノン・レスコーは私です
誰かが言う
マントでさ迷ったのは私だ
また 誰かが言う
君らはもしかして
地下室から声がする
リザヴェ―タは真実を語る
すべては幻 なんです と・・・・
明かり灯る
ネフスキー寺院は夜霧の中
リーザを隠す
明かり灯るソーニャの家
いつもの男が一人いた
マノン・レスコーは私です
誰かが言う
マントでさ迷ったのは私だ
また 誰かが言う
君らはもしかして
地下室から声がする
リザヴェ―タは真実を語る
すべては幻 なんです と・・・・
いつものあどけなさ
黄昏のなか光る
いつもの泣き笑い
すけすけの心
せつなく見え透く
確認を取ってた笑い
たえ切れない涙
その いじらしさ
小さく見えた化粧姿
泣きぼくろを隠せたって
無邪気に笑った
泣き上手なサチ
似合いの泣き顔
下手な笑い
いつまでも・・・・
黄昏のなか光る
いつもの泣き笑い
すけすけの心
せつなく見え透く
確認を取ってた笑い
たえ切れない涙
その いじらしさ
小さく見えた化粧姿
泣きぼくろを隠せたって
無邪気に笑った
泣き上手なサチ
似合いの泣き顔
下手な笑い
いつまでも・・・・
ルンペン野郎の声がする
酒がきれちゃわめき
ねぐらを追われりゃぐずき
凍えると言っちゃほざき
優しさだけの痘痕にすがる
・・・・ペテルブルグは氷街
ひそひそ声がする
亡霊たちの社交界
そら そら そこに
そら リーザがいる・・・・
優しさだけの女は言う
・・・・これしかあげられない これしか
狂女の叫び
踊り子の涙
荷馬車は通る・・・・
酒がきれちゃわめき
ねぐらを追われりゃぐずき
凍えると言っちゃほざき
優しさだけの痘痕にすがる
・・・・ペテルブルグは氷街
ひそひそ声がする
亡霊たちの社交界
そら そら そこに
そら リーザがいる・・・・
優しさだけの女は言う
・・・・これしかあげられない これしか
狂女の叫び
踊り子の涙
荷馬車は通る・・・・