ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

関西旅行 その2

2015-08-30 21:22:00 | 旅行
21日は京都の大原へ。

淀屋橋駅から地下鉄で梅田に出てJRで京都に。
京都駅で荷物をロッカーに預けてバスに乗って大原に。
バスは京都の繁華街を経由するので結構時間がかかる。
荷物をロッカーに預ける必要がなければ、淀屋橋から京阪で京都の出町柳まで行って、そこから大原行きのバスにのる方が良いようだ。
JR京都駅で荷物を預けるにしても、京都の地下鉄で国際会館駅まで行き、そこで大原行きのバスに乗るルートも考えられた。

大原のバス停から三千院への道の途中で昼食を取ってから三千院へ。
境内は広く高低差もある。
往生極楽院は重文。そこに安置されている阿弥陀三尊は国宝。


杉苔でおおわれた庭園が美しい。



一回りした後。近くの勝林院へ。ここで法然と他の天台僧の間で宗論(大原問答)があったとのこと。

宗論の際に本尊の阿弥陀如来が「法然が正しい」と裁定したという伝説があるようだ。

本堂の欄間の装飾は豪華。


隣の宝泉院へ。
ここの庭園も美しい。建物内の格子ごしに鑑賞するのが良いとのこと。樹齢700年の五葉の松も美しい。



少し歩いて来迎院へ。

本堂には重文の薬師如来像・阿弥陀如来像・釈迦如来像が安置されていた。

近くの喫茶店に寄った後、大原バス停からJR京都駅に戻り荷物を受け取ってから新都ホテルに。

夕食は近鉄京都駅下のレストラン街で。
新都ホテルからは新幹線が良く見える。


22日は再び大原へ。昨日と同じく京都駅のロッカーに荷物を預けて、京都駅から大原にバスで向かう。寂光院へはバス停から徒歩15分程度。

本堂は寂光院の行事のため入れず、建礼門院の庵の跡や宝物館を見学。



大原バス停の近くで昼食を取った後、実相院へ。
バスで国際会館駅前に行き、実相院行きのバスに乗り換えて終点で下車。

実相院にも池泉回遊式庭園と枯山水の石庭の2つがあった。
回遊式庭園の池にはモリアオガエルが生息しているとのこと。


床板に外の木々が写り込む「床みどり」も有名。


再びバスで国際会館駅前に戻り、北大路行きのバスで「円通寺道」のバス停で降りて円通寺に向かう。途中が区画整理された新しい住宅地に変貌していたため道に迷いそうになり、2回ほど人に聞いてやっと円通寺にたどりついた。

ここは元は後水尾天皇の山荘でその頃に作られた枯山水の庭園で有名。


枯山水の庭園の比叡山を借景とした風景が素晴らしく、庭の向こうには比叡山以外見えないようにしている。ただし実際には刈込の間から新しい住宅群がわずかに見えていた。

帰りは案内図を観て「円通寺道」のバス停の隣の「自動車教習所」のバス停に戻り、15分ほど待ってバスで国際会館前に向かう。このバス路線は1時間に1本ほどしかなく不便。タクシーを使うことも考えたが朝にバス・地下鉄1日乗り放題の乗車券を買ってあったのでバスを利用することにした。

国際会館前から地下鉄に乗って京都の三条通りの繁華街に寄った後、再び地下鉄に乗ってJR京都駅へ戻る。荷物をロッカーから受け取り駅内の食堂街で夕食を取って新幹線で東京に帰った。


関西旅行 その1

2015-08-29 10:44:39 | 旅行

8月19日から22日まで関西に。
19日の朝に東京を出発して京都駅で下車。バスにで1時間近く乗って嵐山に。

いつもながら渡月橋のあたりは人が多い。
天竜寺の宝蔵院へ。ここが公開されるのは珍しい。
嵐山を借景とした回遊式の庭園が有名。

本堂の襖絵は洋画家の田村能里子画伯が描いたということだ。鮮やかな朱色が印象的。


バスで松尾大社へ

ここは渡来氏族の秦氏の氏神という古い神社。作庭家の重森三玲が造園した3つの庭園が広がっている。



宝物館には3体の大きな神像が安置されている。日本最古に属するものとのこと。
仏像はどこでもみられるが、神像は少ない上に公開されているのは珍しい。他に十数体の小さな神像も安置されていた。



喫茶店で休んだ後、バスでJR奈良駅へ。近鉄京都駅駅の真上にあるホテル近鉄京都駅に泊まる。JR在来線が窓の下に見える。


20日は奈良に。
近鉄京都駅から特急で奈良駅に。バスで奈良国立博物館へ。「白鳳」と題する特別展が開かれていた。

薬師寺の聖観世音菩薩立像、法隆寺の夢違観音など飛鳥時代後期の白鳳時代の名品が多数陳列されている。


喫茶店で軽い昼食を取った後、近くの依水園へ。依水園へ。庭園が素晴らしい。東大寺の大仏殿と若草山を借景にした構図もよい。


バスで近鉄奈良駅にもどり近鉄奈良線で大阪の鶴橋でJRに乗り換え大阪駅へ。所要を済ました後、阪急で西宮の門戸厄神駅に行き実家を訪問。
母親の認知症が進行しているのが気がかり。
阪急で大阪の梅田に戻り、地下鉄で淀屋橋に行ってビジネスホテルに泊まる。







上野の国立西洋美術館に

2015-08-17 12:07:43 | 散歩
8月15日の日曜日に上野の国立西洋美術館へ。
中野からJR中央線にのり神田で山手線に乗り換えて上野に。

国立西洋美術館ではボルドー展を開催中。


フランス南西部の中心都市ボルドーの先史時代から現代までの美術品を展示。
余り知名度がないのか人は少ない。

ドラクロアが描いたライオン狩りの絵や先史時代の石に掘られた女性像が目玉のようだ。


ボルドー一帯が中世の約300年イギリス領だったことを学び、当時は民族国家、国民国家というような概念がなかったこと、近世国家の先入観にとらわれてはならないことを再認識した。

常設展も回る。
フランスから返還されたコレクションを核とした西洋絵画のコレクションはいつもてもすばらしい。

フランス印象派が中心。
コロー、モネ、セザンヌ、シスレー、ルノワール、等の名画が多数飾られていた。

コロー

モネ

セザンヌ

シスレー

ルノワール


ルネサンス期のティティアーノ、ティントレット、バロック期のルーベンスやクロードロランもあった。
ティティアーノ

ティントレット

ルーベンス

クロードロラン

ピカソなどの20世紀絵画もみられた。

JRで秋葉原に出て昼食を取り、岩本町駅から都営地下鉄に乗って新宿3丁目に出て映画「浮草」を見る。


小津安二郎監督作品では珍しく大映で撮影した作品で、戦前に小津監督が撮った「浮草物語」を自らリメイクしたものとのこと。
主役は2代目中村鴈治郎で、他に京マチ子、若尾文子、杉村春子、川口浩などが出演。
小津監督の映画としては動きが多く判りやすくて面白く見られた。









八王子の東京富士美術館で「レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い展」を観る

2015-08-14 10:41:35 | 散歩
8月8日の日曜日に八王子の東京富士美術館へ。
中野からJR中央線の快速に乗って八王子駅で下車。駅の北口からバスで20分で美術館前に着く。結構遠い。

東京富士美術館は創価大学に隣接している。


「東京富士美術館」という美術館の名称は富士山の近くでもないので違和感があるが、創価学会が富士宮市の大石寺の隣に作った「富士美術館」の姉妹美術館として八王子に作ったとのこと。富士美術館は東洋美術を中心に東京富士美術館は西洋美術を中心に収集していたが、富士美術館は閉館となり所蔵品は東京富士美術館に移されたようだ。
美術館は「レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い展」の最終日とあって人が多い。


レオナルドの「アンギアーリの戦い」の絵はフィレンツェの政庁舎の大広間の壁に描く予定であった巨大な絵であるが技法上の失敗から未完成に終わり、数10年は未完成のまま放置されていたが現在は行方不明になっているとのこと。
但しその未完成絵は大勢の画家に模写され、激しい戦いの描写が後世の画家に大きな影響を与えたらしい。
今回はその未完成作品の模写図などが多数展示されていた。

レオナルドの「アンギアーリの戦い」と同じ大広間に飾られるはずで、これも下絵ができただけで未完成となったミケランジェロの「カッシナの戦い」の模写もあった。

常設展は西洋絵画が主体。
ティントレット、プーシェ、ターナー、ドガ、マネなどの名画が多数陳列されている。
ティントレット

プーシェ

ターナー

ドガ

マネ

所蔵品はこの何倍もあるようだ、日本でトップクラスの美術館かもしれない。創価学会系ということで資金が潤沢なようだ。
公開されていないが富士美術館から移された東洋美術品の公開も待たれる。

美術館で昼食を取った後、再びバスで八王子駅に出てJR中央線に乗り阿佐ヶ谷駅で下車。
中野までほぼ桃園川に沿って歩いて帰る。

サルスベリ並木が珍しい。他にヒマワリ、キバナコスモスなども見かけた。





若いオストメイトの会に「参加」

2015-08-08 18:34:21 | オストメイト

8月2日の日曜日に港区三田の 東京都障害者福祉会館にて「若いオストメイトの会」(東京都社会適応訓練事業)が開催されました。

今回の参加者は若い人が中心です。
私も若くはありませんが オストミー協会東京支部の役員として参加しました。


最初に東京・三多摩の両支部長や司会の方の挨拶があった後、ブーケ(若い女性オストメイトの会)会員の真鍋愛さんのお話がありました。





真鍋さんは11歳の時にストーマを造成してオストメイトになり、それから22歳になるまで何回も手術を重ねた苦しい体験や、世界中を回った海外旅行などの楽しい思い出などを話して下さいました。

休憩の後、日本大学病院の小林智美WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)のお話がありました。

小林先生は自分が関わったストーマ保有者の恋愛・結婚・就業などの事例について非常に判りやすぐ具体的に話していただきました。

真鍋さんと小林先生のお話はたくさんの質問がありました。






もう一度休憩の後、若いオストメイトと高年齢組に分かれて各自の体験を話しあう体験交流会を開きました。話が盛り上がって予定終了時間を大幅に超過してしまいました。



参加者には大変有意義な講習会になったかと思います。