ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

関西旅行 4日目 浄瑠璃寺、法隆寺など

2015-01-16 19:32:17 | 旅行
4日目の1月3日は宿泊した奈良市のホテル小路と同じ建物のダイニングキッチンで昼食を取る。


近鉄奈良駅のロッカーに荷物を預けた後、バスのサービスセンターで岩船寺への行き方を聞く。浄瑠璃寺行きのバスに乗ればよいとのこと。
終点の浄瑠璃寺で下車。コミュニティバスに乗り換え岩船寺前で下車。
このあたりは降雪で一面の銀世界になっている。
このコミュニティバスは、昨日は雪で動けず運休になったとのことだ。
岩船寺への路をたどると雪の道の向こうに三重塔が立っている。
屋根が雪に覆われている。室町時代に建てられたもので重文。

本堂は昭和末期の建物。

十三重石塔は鎌倉時代のもので重文。


コミュニティバスで浄瑠璃寺に戻る。アプローチの参道が美しい。

凍った池を中心とした庭園があり、池の向こうに本堂がある。


本堂の阿弥陀堂は国宝で九体の阿弥陀仏が安置されている、
三重塔は平安末期の国宝。



ふたたびコミュニティバスに乗りJR関西線の加茂駅へ。

食事ができる店を探したが、店はほとんどない。
辛うじてお好み屋を見つけて昼食。
夜は居酒屋のような店で昼間から酒を飲む客がたむろしていた。

昼食後、近くの海住山寺に行こうとしたが、
タクシーがつかまらず、バスもなく、歩くにも遠いので断念。

加茂駅から徒歩20分ほどの現光寺へ。
ここは無人のお寺。
鎌倉時代の木造十一面観音坐像は重文。
収蔵庫に収められている。


最近韓国人などの窃盗団による仏像の盗難が相次いでいるので警戒しているのだろう。
関西線に2両の気動車が走っていた。いかにも田舎。


加茂駅に戻りJR大和路線に乗って法隆寺に向かう。
木津駅や奈良駅で乗り換える必要なく法隆寺駅に直行できるのはありがたい。
法隆寺駅からバスで法隆寺へ。

夕方近くになっていたがさすがに参詣客は多い。
南大門をくぐって西院伽藍へ

金堂、五重塔、中門、回廊などの西院伽藍はほとんど飛鳥時代の建物が残されている。
世界最古の木造建築群とのこと。日本が世界に誇れる世界遺産。






中門の金剛力士像は奈良時代のもの。

金堂内部の釈迦如来像、薬師如来像、四天王像なども奈良以前の作。

大講堂は平安時代の再建。

聖霊院の前を通り大宝蔵院へ。


有名な百済観音をはじめとして夢違観音、玉虫の厨子、橘夫人厨子などの社宝を拝観することができた。

閉門時間が近づいたので南大門がら出て、バスで法隆寺駅に戻り、JR大和路線でJR奈良駅に戻りバスで近鉄奈良駅へ。
ロッカーから荷物を受け取って近鉄特急で京都駅に。
近鉄京都駅の下の名店街の店で夕食を取って新幹線で東京に。
新幹線は雪で30分ほど遅れたが、なんとか夜遅く中野に戻ることができた。

関西旅行 3日目 室生寺、興福寺他

2015-01-12 20:16:09 | 旅行
3日目の1月2日は奈良のワシントンホテルで起床。朝食は和食。

またもや近鉄奈良駅より近鉄に乗り西大寺、大和八木を経由して室生口大野駅で下車し
バスで室生寺に向かう。

終点で降りる。昨日から雪が数センチ降ったために銀世界に。
入口の太鼓橋を渡る。川岸も周りの民家も雪をかぶっている。

仁王門から鎧坂の階段を上がる。
右に金堂、左に弥勒堂がある。


いずれも屋根は雪におおわれている。

金堂は国宝。中に十一面観音立像(国宝)、文殊菩薩立像(重文)、本尊釈迦如来立像(国宝)、薬師如来立像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)、十二神将立像(重文)が安置されているが撮影禁止。

弥勒堂は重文。本尊弥勒菩薩立像(重文)や釈迦如来坐像(国宝)が安置されている。


さらに階段を上り本堂(灌頂堂)(鎌倉時代、国宝)に。
本堂は中にあがることができた。

本堂の後方の階段の上に日本最小という五重の塔が立っている。
雪景色の中で見るのはまた趣がある。

バスで室生口大野駅に戻り、再び近鉄に乗り、大和八木、西大寺を経由して近鉄奈良駅へ。
バスで奈良国立博物館に行く。

鹿を観ることができた。

「おん祭と春日信仰の美術」という特別陳列などを鑑賞。


仏像館は改修中。

コーヒーを飲んだ後、隣の興福寺の国宝館へ。阿修羅像や十大弟子像などの国宝が目白押し。

夕闇の中、興福寺の五重塔、東金堂、南円堂、北円堂などの建物の外から拝観。いずれも国宝、重文。
五重塔

東金堂

南円堂

北円堂

中金堂は再建工事中。

近鉄奈良駅のロッカーに預けた荷物を受け取り近くのホテル花小路に泊る。

関西旅行 2日目

2015-01-08 20:22:01 | 旅行
1月1日の元旦の朝は大阪京橋の京阪のホテルで起床。
このホテルはJR大阪環状線と京阪電車が交わる京橋駅に直結していて便利。

朝食はバイキング。

JR大阪環状線に乗り、鶴橋で近鉄に乗り換え近鉄奈良駅へ。
荷物を近鉄奈良駅のロッカーに預け再び近鉄にのり長谷寺に向かう。
近鉄西大寺駅で橿原線に乗り換え、大和八木駅で近鉄大阪駅に向うが急行電車は長谷寺に留まらないので
途中で各駅停車に乗り換える必要があり結構時間がかかる。
長谷寺駅は約20分に1本の各駅停車しか止まらないので不便。

長谷寺駅から長谷寺駅までは徒歩で15分程度。
坂道が多い。途中は門前町になっているが余り活気はない。

途中の初瀬街道に面した茶房長谷路という店で昼食。

ここは古い民家で版画を展示しているが食事も提供するようになったようだ。
日本庭園もある。国登録有形文化財とのこと。

長谷寺の入口の仁王門から本堂まで400段ほどの屋根つきの階段(登廊)がある。

登廊は古い部分は江戸初期に造られたのことで、仁王門などとともに重要文化財。



登廊の傍には石灯籠が多数建てられている。

冬牡丹も咲き始めていた。

国宝の本堂は傾斜地に立っていて京都の清水寺のように舞台造。これも江戸初期の建立。



本堂の内部は撮影禁止。

高さ10m以上の巨大な木造十一面観音立像が安置されている。迫力がすごい。

法要が行われていた。バックグラウンドの音響とともに坊さんが本尊の周りを走り回っていた。

五重塔は昭和の再建。

近鉄長谷寺駅に戻って再び近鉄に乗り、大和八木駅で橿原線に乗り換えて西ノ京駅で下車。

薬師寺は駅の前にある。
玄奘三蔵院伽藍では平山郁夫の大唐西域壁画が大唐西域壁画殿に拝観。

もちろん最近の作品だが大変な宝物として扱われているようだ。

玄奘塔も印象的。

中心となる白鳳伽藍に回る。

東塔は改装中。西塔は最近の建立だが素晴らしい。

金堂も最近の建物だが、中には白鳳時代の薬師三尊像(国宝)が安置されている。


吉祥天の画像(国宝)が特別公開されていた。意外に小さい。

駅前でお茶を飲んだ後、近鉄に乗って近鉄奈良駅に戻り、ロッカーに数桁荷物を受け取って三条通りのワシントンホテルへ。

夕食はホテル近くの店で済ませた。







関西旅行 1日目

2015-01-05 12:31:03 | 旅行
関西旅行 1日目
12月31日の大みそかの日に関西へ。
東京から新幹線に乗り、京都へ。
例年通り新幹線の混雑は激しく、10時ごろの東京発を希望していたが8時40分発しか取れなかった。

京都駅のロッカーも満員だったが辛うじて確保して市内観光。

地下鉄に乗り四条で下車。軽食を食べた後、錦市場に向かう。
錦市場は京都の中心の四条通りの北に並行する錦小路通りの高倉通りと寺町通りの間にある。

前日訪れた東京築地の場外市場ほどではないが大変な混雑。
魚・京野菜などの生鮮食材や、乾物・漬物・惣菜などの加工品を扱う店が軒を並べている。

昔の年末は棒ダラやたらこなどの正月用の保存食品が多かったようだが今は余り目立たないようだ。

錦市場の東の端の錦天満宮は菅原道真公を祭る神社だが、場所柄か学業に加えて商売繁盛の神様も兼ねているようだ。

新京極は京都1の繁華街のはずだが人が少ない。映画館が激減したためだろうか。

タクシーで東山の知恩院へ。
ここは浄土宗の総本山で法然が開いた寺院。

中心となる本堂(御影堂)は大改修中で見られない。

法然上人御堂を通り方丈へ。

大方丈と小方丈がありいずれも江戸初期の建物。内部は通常見られない。


方丈庭園は素晴らしい。これ江戸初期の作庭。


友禅苑に回る。ここは友禅染の始祖宮崎友禅を記念して昭和に造園した庭園。
池の中の高村光雲作の観音が目立つ。

華麓庵と白寿庵の2つの茶室がある。


枯山水もすばらしい。

タクシーで京都駅に戻り、お茶を飲んだ後、ローカーで荷物を受け取り、快速でJR大阪駅へ。

阪急に乗り換え西宮の実家に行って食事を食べた後、大阪に戻り、京橋のホテルで宿泊。