7月15日(日)の午後、酷暑の中、三田の東京都障害者福祉会館にて「イレオストミー講習会(東京都社会適応訓練事業)」が開催されました。
今回の講師は間遠医院の間遠一成医師と千葉大学医学部付属病院の柳橋美幸WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)です。
最初に、間遠一成先生のお話がありました。
先生は各種の論文などを引用して、イレオストミー(小腸による人工肛門保有者)や合併症、新しい技術などについて話して下さいました。
印象に残った内容は次の通りです。
(1)イレオストミーの方は近年増加している。主な原因は、直腸癌や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が増えており、これらに対し肛門を残す手術を行い、小腸で一時的ストーマを造る方が増えている。この時一時的ストーマのつもりが永久ストーマになる人も多い。
(2)新技術として、折り畳みバッグ、チタンなどによるふた付ストーマ装具などが研究開発されている。
先生の話に対して、一時的ストーマは小腸で作るべきか大腸で作るべきかや狭窄を防ぐ方法など多くの質問があり、間遠先生は丁寧に答えて下さいました。
休憩の後、千葉大学医学部付属病院の柳橋美幸皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)のお話がありました。
先生はイレオストミーの特徴、装具選択、起り易い皮膚トラベルや対策のポイントや関連するアクセサリーについて分かりやすく話して頂きました。
柳橋先生にも皮膚保護材をつける方法やプールなどに入る方法など約10件の質問があり、柳橋先生も真摯に答えて下さいました。
会場の皆様からの多くの意見やアドバイスがあり会場一体となった活発な意見交換が行われました。
今回も大変充実した講習会になったかと思います。
今回の講師は間遠医院の間遠一成医師と千葉大学医学部付属病院の柳橋美幸WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)です。
最初に、間遠一成先生のお話がありました。
先生は各種の論文などを引用して、イレオストミー(小腸による人工肛門保有者)や合併症、新しい技術などについて話して下さいました。
印象に残った内容は次の通りです。
(1)イレオストミーの方は近年増加している。主な原因は、直腸癌や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が増えており、これらに対し肛門を残す手術を行い、小腸で一時的ストーマを造る方が増えている。この時一時的ストーマのつもりが永久ストーマになる人も多い。
(2)新技術として、折り畳みバッグ、チタンなどによるふた付ストーマ装具などが研究開発されている。
先生の話に対して、一時的ストーマは小腸で作るべきか大腸で作るべきかや狭窄を防ぐ方法など多くの質問があり、間遠先生は丁寧に答えて下さいました。
休憩の後、千葉大学医学部付属病院の柳橋美幸皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)のお話がありました。
先生はイレオストミーの特徴、装具選択、起り易い皮膚トラベルや対策のポイントや関連するアクセサリーについて分かりやすく話して頂きました。
柳橋先生にも皮膚保護材をつける方法やプールなどに入る方法など約10件の質問があり、柳橋先生も真摯に答えて下さいました。
会場の皆様からの多くの意見やアドバイスがあり会場一体となった活発な意見交換が行われました。
今回も大変充実した講習会になったかと思います。