ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

八王子の東京富士美術館で「レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い展」を観る

2015-08-14 10:41:35 | 散歩
8月8日の日曜日に八王子の東京富士美術館へ。
中野からJR中央線の快速に乗って八王子駅で下車。駅の北口からバスで20分で美術館前に着く。結構遠い。

東京富士美術館は創価大学に隣接している。


「東京富士美術館」という美術館の名称は富士山の近くでもないので違和感があるが、創価学会が富士宮市の大石寺の隣に作った「富士美術館」の姉妹美術館として八王子に作ったとのこと。富士美術館は東洋美術を中心に東京富士美術館は西洋美術を中心に収集していたが、富士美術館は閉館となり所蔵品は東京富士美術館に移されたようだ。
美術館は「レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い展」の最終日とあって人が多い。


レオナルドの「アンギアーリの戦い」の絵はフィレンツェの政庁舎の大広間の壁に描く予定であった巨大な絵であるが技法上の失敗から未完成に終わり、数10年は未完成のまま放置されていたが現在は行方不明になっているとのこと。
但しその未完成絵は大勢の画家に模写され、激しい戦いの描写が後世の画家に大きな影響を与えたらしい。
今回はその未完成作品の模写図などが多数展示されていた。

レオナルドの「アンギアーリの戦い」と同じ大広間に飾られるはずで、これも下絵ができただけで未完成となったミケランジェロの「カッシナの戦い」の模写もあった。

常設展は西洋絵画が主体。
ティントレット、プーシェ、ターナー、ドガ、マネなどの名画が多数陳列されている。
ティントレット

プーシェ

ターナー

ドガ

マネ

所蔵品はこの何倍もあるようだ、日本でトップクラスの美術館かもしれない。創価学会系ということで資金が潤沢なようだ。
公開されていないが富士美術館から移された東洋美術品の公開も待たれる。

美術館で昼食を取った後、再びバスで八王子駅に出てJR中央線に乗り阿佐ヶ谷駅で下車。
中野までほぼ桃園川に沿って歩いて帰る。

サルスベリ並木が珍しい。他にヒマワリ、キバナコスモスなども見かけた。