ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

5月24日 東京支部総会及びオストメイトの集い (東京都社会適応訓練事業)の報告

2023-05-28 12:10:22 | オストメイト
5月24日の水曜日に日本オストミー協会東京支部の支部総会と「オストメイトの集い」が開催されました。
昨年に続き、今回も港区三田の東京都障害者福祉会館にて午前10時半より、開催されました。

天候に恵まれたこともあり大勢の方が参加して下さいました。
事務局長の楠氏の司会により、この1年間になくなった方への黙祷の後、支部総会の議事に入りました。

令和4年度の事業報告、決算報告、監査報告、新役員案、令和4年度の事業計画案や収支予算案の説明などがあり、承認されました。

本年度もコロナ蔓延の影響が残りましたが、可能な限りコロナ前に近いレベルの活動を維持することに努力したことや、ストーマ装具購入費支給額の増額のための陳情活動を続けていくこと、本年は大口寄付2件を含む125万円の寄付を頂いたため、一時的に財政的にやや余裕が出来たこと、但し今後も財政難が続く見込みであり、対策を講じる必要があるなどの報告がありました。
報告後、役員紹介や装具メーカー・販売店の製品紹介などがありました。
今期からの役員には江戸川区の鎌田昭氏が加わって頂きました。


その他、適切な装具関連製品の入手方法などについて活発な意見交換が、一般会員や装具メーカー・販売店の方を含めてありました。

昼食時間にはおいしい仕出し弁当を味わいました。装具メーカー・販売店の展示コーナーで大勢の方が説明を受けていました。

午後の「オストメイトの集い」は東京都の社会適応訓練事業として開催しました。
午後の司会は山本氏が担当されました。
最初にオストメイトの羽田由加子氏の御講演がありました。

羽田氏は慢性偽性腸閉塞という難病のため、子宮、卵巣やS字結腸を摘出してストーマを造設し、更に点滴で栄養を確保するためのCVポートを鎖骨の下に造成し、腸管減圧のための胃瘻・腸瘻(PEGJ)造設を造設された痛切な体験や、障害者と生き方について話して下さいました。



講演では羽田氏のご主人にパソコン操作などを手伝って頂きました。


休憩後、机を配置替えし、人工肛門グループと人工膀胱グループに分かれて体験交流を行いました。各グループでは自己紹介と共に、各参加者がこまっていることなどを話し合いました。


私が参加した人工膀胱のグループでは、入浴の方法、装具の面板が十分くっつかない悩みなど様々な話があり、凸面装具を見せる方もいられました。
最後に山本氏の挨拶があり、無事に会を終える子tが出来ました。
会の運営に協力して下さった皆様に感謝いたします。