ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

イレオストミー(小腸による人工肛門の保持者)講習会に参加

2014-06-25 11:03:27 | オストメイト
6月22日の日曜日に中野のスマイル中野(中野区社会福祉会館)にて日本オストミー協会東京支部のイレオストミー講習会がありました。
イレオストミーとは小腸で造成した人工肛門の保持者のことです。
イレオストミーを主な対象とした講習会は全国的にも少ないと思われます。

会場のスマイル中野は中野駅から約5分。中野通りに面し、有名な中野ブロードウェイの裏手に当る場所にあります。


講師は日大板橋病院に勤務し、間遠医院も開業されている間遠一成Dr.と東京逓信病院の宮本乃ぞみWOCN(認定看護師)の2人です。




今回はオストメイトなどの内部障害者のドキュメンタリーを製作するという日本大学芸術学部映画学科の学生さん3人が講習会に参加し、参加者の顔を映さない条件で撮影されていました。



司会、東京支部長、三多摩支部事務局長のあいさつの後、間遠先生がお話がありました。



間遠先生はストーマ、オストミー、イレオストミーなどの意味や、ストーマの基本的な知識、消化管の構造・機能、イレオストミーの造成が必要な病気や術式などのイレオストミーの基本的な知識や、
様々なストーマの合併症、ストーマ閉鎖術などについて、大変わかりやすいお話をして下さりました。

休憩の後、業者による装具紹介の後、宮本乃ぞみWOCN(認定看護師)のお話がありました。


宮本先生はイレオストミーの特徴やケアのポイントなどについて実際的で大変役に立つお話をして下さいました。


質疑応答の時間では様々な質問があり先生は大変真摯に答えて下さいました。またイレオストミーとしての自分の体験を詳しく紹介して下さる方もいらっしゃいました。



講習会終了後、オストミー協会東京支部の活動を紹介した写真を見られる方もいらっしゃいました(スマイル中野の入口に6月中のみ展示)。

参加者には大変有益な講習会になったかと思います。

オストミー協会の熊本全国大会に出席 第3日目

2014-06-16 16:53:19 | オストメイト
3日目はオストミー協会の日帰り研修ツワーに参加。
朝、ホテルを出て熊本駅に出て朝食。
8時前に集合場所のルートイン熊本駅前に集合。

ロビーにはオストミー協会の会員たちが集合していた。


8時30分に観光バスで出発。まずは熊本城に。

熊本城は加藤清正が築いた名城。

規模が大きくとても回りきれない。天守閣と本丸御殿のみ廻る。

天守閣は50年前に再建されたものだが昔の櫓は多数残っている。
ところどころに時代物のコスチュームを着た人物が立っているのも面白い。

現在の天守閣はコンクリート製で中は資料が展示されている。

最上階は展望スペースで熊本市や周辺を一望できる。

本丸御殿は7年前に復元されたもの。台所は2つの囲炉裏があり、
天井は吹き抜けになっている。

大広間は5つの部屋が連なっている。

昭君之間は藩主の居間。壁や襖などには中国の王昭君の物語が描かれている。

次は水前寺公園へ。

水前寺公園は加藤氏の後、熊本藩の藩主となった細川氏の初代藩主細川忠利が造った大名庭園。
池を中心とした回遊式庭園で、富士山など東海道五十三次の景勝を模している。



池を中心とした風景は大変美しいのだが、公園内に売店がいくつかあり、
しかもそれが必ずしも景観への配慮がなく薄汚い印象なのが残念。

大正時代に京都から移築された古今伝授の間も有名。


古今伝授は古今和歌集の解釈を秘伝として弟子に伝えたものとのこと。
秘伝として伝えるのは近代の学問のあり方とは異なるが当時は当然だったのだろう。

阿蘇山に向かう。

阿蘇山の中腹の草千里にある草千里館で昼食。


草千里は広い草原が広がっている。

噴火口のある中岳は普段はケーブルで登るのだがメンテナンス中ということで
代行のマイクロバスに乗り換え火口近くまで上がる。

噴火口近くに待避壕がある。大噴火時に火山弾を噴きあげることがあるようだ。

常時火山ガスを噴き上げているが風向きにより火山ガスの銅度が濃くなり
火口に近寄ることが禁止されること。

火口を真近に見る。火口からの噴煙がすごい。

古い火口は噴煙はないが、荒れていて草木が見えない。

一通り見物した後、マイクロバスで火口から降り、元の観光バスに乗り換えて帰路に。

観光バスが熊本空港に寄ってくれたのでバスから降り、空港で夕食を食べた後、全日空機に乗って東京へ帰った。

オストミー協会の熊本全国大会に出席 第2日目

2014-06-15 18:21:07 | オストメイト
5月9日は全国大会の2日目。ビジネスホテルを出てJR熊本駅の駅ビルで朝食。

JR熊本駅を降りて熊本市電に乗り継ぎ熊本の中心部に向かう客も見られる。
2両連結の市電も見られた。


全国大会の会場は昨日と同じ駅前のくまもと森都心プラザ。全国大会の看板も見られた。

全国大会本番の日とあって業者の展示コーナーにも人が多い。

最初に式典があり、来賓あいさつや表彰があった。


社員総会は前年度、今年度のの事業報告、計画や予算などの報告。

質疑応答があったのち承認された。

昼休みには熊本のマスコットキャラクターのくまもんのショーを見物。熊本県のキャラクターころう君と一緒に登場。

客席でもサービスに努めていた。

午後は次回開催地の奈良県や奈良県支部の紹介。来年は土、日の開催とのこと。

業者紹介では16人も業者が並んだのには驚き。台座が取り換えられるトイレなど面白い商品も紹介されていた。

シンポジウムでは熊本のオストメイトケアに尽くした高野先生の講演、看護師を中心とした(高齢)オストメイト支援団体の和の会の活動、熊本支部の活動などが紹介された。
へき地医療などの都会では見られない活動や海外オストメイトとの交流会などの珍しい活動も紹介されていた。





終了後、展示パネルの後処理をし、熊本駅で土産物を買い、パネルに貼った写真などとともに宅配便で東京に送ってから市電で熊本中心部の繁華街へ。中心部には下通り、上通りなど長いアーケードのある繁華街がある。

大きな百貨店もある。

九州有数の商店街ということだが平日とあって人通りはさほどでもない。
郊外の大型商業施設に客を取られているのかもしれない。

商店街の外れに熊本電鉄の藤崎宮前駅があった。乗客は多くない。

熊本電鉄のターミナル駅とのことだが、やや中心部から外れているためもあり、電車の経営は苦しいようだ。
駅ビルもあったがほとんど廃墟のようになっていた。

熊本駅に戻り夕食を取ってからホテルに帰る。

オストミー協会の熊本全国大会に出席 第1日目

2014-06-14 22:09:36 | オストメイト
6月8日(日)から熊本で開かれたオストミー協会の全国大会に。
朝5時に起き6時前に出発。
R中野駅から中央線で新宿駅に出て山手線に乗り品川駅で下車。
京浜急行で羽田第2ターミナルへ。

8時35分の全日空機で熊本空港へ。10時20分に着く。
熊本空港からリムジンバスで熊本駅に向うが、50分以上もかかる。


時間が少ないので直ちに熊本駅前にある会場のくまもと森都心プラザへ。


受付はすでに始まっていた。

会場にいき東京支部の活動を示した展示パネルを展示。

ほとんど写真だけで他支部のようにポスターがないのは残念。
付け焼刃でなく普段の活動が充実していることが重要ということか。

昼食は会場で買ってきたパンを食べるだけで済ます。

会場は5階で熊本駅を眼下に見ることができる。

1時近くになると業者の展示も始まっていた。

13時半からストーマ種別別の交流会が開始。

私は人工膀胱(ウロストミー)の交流会に出席。

人数は15人ほどで格好集まったが、やや話題が発散した印象だった。

16時過ぎに終わったので、荷物を預けにビジネスホテルに。

会場や駅からは10分足らずの所なので結構近い。
食事なしで1泊3000円余りなので期待していなかったが
最低限の設備はあった。


17時半から駅近くのホテルニューオータニ熊本で懇親会。
食事前に山鹿灯籠踊りのアトラクション。

頭上に灯籠をのせた浴衣姿の女性による優美な踊りは素晴らしい。
女子高生が演じているとのことだ。


踊りのあとは恒例の懇親会。



オストミー協会会長のあいさつや熊本支部会員のあいさつもあった。


東京支部会員の方からは自著の紹介もあった。

懇親会終了後はホテルに戻って就眠。

雨の中、六義園を散歩

2014-06-07 17:15:15 | 散歩
この所、雨続きだが、運動不足解消のため、6月7日の土曜日に駒込の六義園へ。
JR中野駅から新宿に出て山手線に乗り換え駒込駅で下車。
六義園の正門はは駒込駅より徒歩7分。

染井門は駅から徒歩3分ぐらいで近いのだが普段は閉門している。

雨が降り続いているのでさすがに人は少ないが、庭園の緑が雨に映えて美しい。
特に人工の小山の頂上からの景色が素晴らしい。

サツキはほぼ満開。日本庭園の池と芝生の緑に見事に調和している。




アジサイは咲き始めだがも色々な種類の花を見ることができる。





連日の雨で池はたっぷり水をたたえていた。

千駄ヶ谷のオストメイト(人工肛門保有者)講習会に参加

2014-06-03 11:54:26 | オストメイト
6月1日の日曜日にJR山手線原宿駅近くの千駄ヶ谷区民会館で行われた
日本オストミー協会東京支部主催の消化器系ストーマのオストメイトのための講習会に参加しました。
直前に会場変更の連絡があり少し混乱しましたが、
最初の予定通り千駄ヶ谷区民会館で開催されることになりました。
JR原宿駅で下車。

日曜日とあって竹下通りは人であふれていました。

千駄ヶ谷区民会館は駅から10分。駅から少し離れた静かな場所にあります。

最初に東京支部長と司会者の挨拶があった後、東京医療センターの大石祟Dr.のお話しがありました。




先生は消化管ストーマ(人工肛門)の基礎知識についてお話をしてくださいました。
今回は大腸がんの検査方法について詳しい話があり、大変勉強になりました。



装具業者の装具紹介のあと休憩に入りました。



休憩時間には装具展示コーナーに参加者が群がっていました。


休憩後、稲城市民病院の皮膚・排泄ケア認定看護師 菊地雅子先生のお話しがありました。
先生は消化管ストーマ(人工肛門)の管理方法を中心に
大変わかりやすいお話をしていただきました。

質疑応答では両先生に対し活発な質問がありました。




参加者には大変有益な講習会になったかと思います。