ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

千葉市美術館で田中一村展を観る

2010-09-15 13:38:45 | 散歩
12日の日曜日に千葉市美術館で田中一村展を見る。
中野から千葉にまでは総武線各停なら一本で行けるのだが各停なので時間がかかり、東京駅まで中央線快速で行って総武線快速に乗り換えるルートもあるが、東京駅で総武線の地下のホームへの乗換えが大変ということで、御茶ノ水まで快速で行き、御茶ノ水から総武線各停で錦糸町に行って総武線の快速で乗り換えて千葉に。

JR千葉駅から千葉市美術館は徒歩15分。暑い中を歩くには遠いが、バスもモノレールも美術館の近くを通るとはいえないので歩いてみる。
千葉駅


JR千葉駅の近くは繁華街というより駅前ビル群。駅前から中央公園にかけては、千葉駅が50年前に移転した際に整備されたようだ。三越やそごうのデパートもある。
三越

千葉市美術館への途中の中央公園はオブジェがありイベント会場として使われているようだ。なんかのイベントの練習をやっていた。

千葉市美術館は千葉市中央区役所との複合施設。

特徴は1-2階のさや堂ホールで旧川崎銀行千葉支店の建物を覆うように設計されている。

「奇想の画家」を紹介する展覧会を積極的に開催しているとのこと。

今回の田中一村は東京育ちの日本画家で千葉市に20年過ごした後、奄美大島に渡って亜熱帯の植物や鳥などを描いた画家とのこと。
生前はほとんど無名であったが近年注目されてきたとのことで、私も15年ほど前に新宿の三越美術館で観たことがある。ルソーに似た幻想的な亜熱帯の植物などを題材にした絵が印象に残っている。
今回の展覧会は少年時代から最晩年までの250点もの作品を展示するもので、作風は変遷するものの、ずっと南画ベースの絵を描いていて、晩年に独自の作風に劇的に変わったことを認識させられた。
千葉時代などは生活のためか色々な内職の絵なども描いていたようで、売れない画家の生活をうかがわせるものが多かった。


帰りはつかれたのでタクシーで千葉駅に。


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