気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

世界選手権男子FS

2009-03-27 19:27:19 | フィギュアスケート大会
日本は3枠確保しました~!大ちゃんファンとしてはこれが何より嬉しかったりします。
小塚君、織田君、無良君、みんな本当によくがんばりました。お疲れ様でした!

最初の滑走者のスペインのフェルナンデス。演技前にコーチがモロさんに似ていると思ったら、本人でした。(笑)シーズン途中から見てもらっているようですね。フェルナンデス君は3Aを2本成功させて、小さいミスはありましたがいい演技でした。

第2グループではっと目を引く素晴らしい演技をしたのはカザフスタンのデニス・テン君。ラフマニの音楽に乗って白い衣装の彼が鮮烈に舞う姿に目を奪われました。
最初の2本の3Aが高く美しく、その後のどのジャンプも安定しています。キャメルやビールマンなどスピンも見所たっぷり。ステップも感情のこもった見事なもの。
フィニッシュを決めてすぐに顔を覆い、氷にキス!142・89でFS6位総合8位。こんなに素晴らしい演技をする彼はまだ15歳。どこまで伸びるんでしょうね。彼のファンになってしまいました~。(笑)

ルータイも最近見た中で一番の出来、というぐらいいい演技でした。小さいミスはちょこちょこあったけれど、これまでと比べたら。4回転も成功させました。

SPが悪かったヴァンデルペレンは最初に4回転を跳んで見事に成功させました!最近の彼は4回転を回避してまとめて上位にいくことが多いので、今回も回避するかと思ったのですが、がんばりました。3-3-3も後半に成功させましたが、アクセルがダブルになり1本も3Aが跳べませんでした。勝負をかけてきたのに残念。

無良君の番になるととたんにドキドキします。やはり日本の選手は特別です。
最初の3A-3Tは鮮やかでその後も落ち着いていて調子はよさそうです。ただ3Sは転倒してしまいました。ミスらしいミスといえばそこだけなのに、FSは16位で総合15位。惜しかった~。後半のステップも身体がよく動いていました。体力も付いてきたのではないでしょうか。
SP、FSともに素晴らしい演技だったと思います。彼が目標としていた10位以内には届かなかったけれど、18歳の初陣、大成功だったと思います。

第3グループ最初のポンセロ、SPが悪かった分がんばって~と応援していました。最初の4回転の美しいこと!いける!と思いましたが、その後にミスが続いてしまいました。彼はプレッシャーに弱いのかしら。

織田君、今日は昨日以上に素直に応援していました。過去のことよりも未来の枠のほうが大事なので、4回転でもなんでも決めて少しでも上の順位にいってほしいという感じ。
4-3、ものすごく鮮やかに決めました!初4回転、おめでとう!3Aが乱れてコンボにできず、次の3Sに3Tを付けました。この時点で解説の田村さんがジャンプの跳びすぎになるんじゃないかと盛んに心配していました。田村さん、鋭い!織田君やっぱりやってしまいました~。後半の3F-2T-2Loが無効になって約10点失いました。田村さん、大ちゃんと織田君の2人に計算ドリルをプレゼントしてやってください。(笑)
このミスさえなければ、ジャンプもそれ以外のエレメンツも彼の演技はとても安定しています。これだけのミスをして141.67取れているので、1年のブランクにも関わらずジャッジにも高く評価されているようですね。なんとか順位は7位をキープできてほっとしました。

この後全米上位2人の選手が続きますが、ムロズもアボットも今日はあせりが出てミスが続きました。

最終グループの最初はパトリック。今日は3Aを2本成功させました!セカンドが1Tに、ループがダブルにと2箇所ミスがありましたが、相変わらずフリーレッグがきれいで肩からの腕の使い方がうまい魅せる演技です。
155.03という高得点が出ましたが、これはかなり公平な評価なんじゃないかと思います。四大陸のように複雑な気分にならなくてすみました。

ヨーロッパ選手権で彗星の如く現れたといっていいコンテスティ、今日も安定した演技です。フランスでは彼を失って悔しがっている人が多いことでしょう。

小塚君、彼を一番応援しているのと枠がかかっているのとで、この日一番緊張して見てしまいます。
4回転はやっぱり回避してスパイラルからの2A。次の3Aは着氷が乱れてしまいコンボにできませんでした。これが惜しかった。これまでは(成功するジャンプの中では)彼の一番の大技、見せ場だったのに。この後のジャンプでは大きなミスもなく、冷静に後半の3Aに2Tを付けることもできました。でも本来アクセルのセカンドに入れるはずだった3Tは結局なくなり、その分点が稼げませんでした。
点は伸びずに142.83、最初の3A-3Tはいつもは成功させていたので、4回転を回避したことが心理的に影響してきたのでしょうか。でも6位は立派な成績です。ずっと目標にしていた3枠獲得に一番大きく貢献したのも彼です。
今シーズン、大ちゃんの代わりに日本の男子シングルを引っ張ってくれてお疲れ様!そしてありがとう!

この時点で残り3選手が全員いい演技をしても日本はぎりぎり3枠獲得できることがわかっていたので、純粋に3人の「オジサン」達を応援することができました。
まずはトマシュ、彼は大好きなので応援にも力が入ります。4-3を素晴らしく見事に決めてくれました!SPとFS、両方での4回転成功!そしてFSでは3Aも2本成功させることができました!
ジャンプがいいとステップ、スピンも光ってきます。ただ前半がすごくよくて疲れたのか後半は2つダブルになってしまいました。でも151.35の高得点、今季一番の演技でした。4位とメダルは逃しましたが、彼は昨年の世界選手権の呪縛から逃れることができましたね。

地元のエヴァン、観客のエネルギーを吸収したかのような素晴らしい演技でした。4回転は回避したものの、ピンと張り詰めた緩むところのない演技。観客は最後のスピンから総立ちで、会場はものすごい熱気に包まれていました。159.53の高得に感極まっていました。エヴァン、優勝おめでとう!

最終滑走のジュベール、私はできたら4回転を跳んだ選手に優勝してほしかったので、彼を熱烈に応援しました。空気を切り裂くような4回転は見事で次の3A-3Tもきれいでしたね。次の3Aで両手を付いたのが惜しい。でも一番惜しいのは最後の2Aの転倒で、誰もがまさかここで転倒するとは思わなかったでしょう。
表彰台がキープできただけでもよかったかな。

見終わった後はがくっと疲れていました。OPの枠がかかっているせいもあるだろうけれど、大ちゃんが出場しなくてもこれだけドキドキするなんて、来年のOPは心臓がもつだろうかと思います。(笑)
2年連続で4回転なしのチャンピオンが誕生しちゃいましたね。2年連続で4回転論争が起こったりはしないと思いますが、4回転不要論は起こったりして。(笑)大ちゃんファンとしてはちょっぴり複雑な気持ちです。

3枠獲得は日本、アメリカ。2枠はフランス、カナダ、チェコ、イタリア、ロシア、カザフスタン他。

公式リザルト

次は女子ですね。ODまで終わったアイスダンスはリード姉弟が順位を上げてきました。どちらもがんばって!

世界選手権ペア&アイスダンス

2009-03-27 00:18:39 | フィギュアスケート大会
悠子ちゃん&サーシャ、やりましたね!!!3位です!嬉しい~!おめでと~!
昨年は惹きつけられずにはいられないような素敵な演技でしたが、4位で悔しかったのをよく覚えています。
今年は念願の表彰台に乗れて本当によかったと思います。OPもがんばってほしい。国籍を変えた分、思いはさらに強まっただろうから。

ペア                              合計点 SP FS
1位 Aliona SAVCHENKO / Robin SZOLKOWY(GER) 203.48 1 1
2位 Dan ZHANG / Hao ZHANG(CHN)          186.52 3 2
3位 Yuko KAVAGUTI / Alexander SMIRNOV(RUS)  186.39 2 3
4位 Qing PANG / Jian TONG(CHN)           181.08 5 4
5位 Maria MUKHORTOVA / Maxim TRANKOV(RUS) 177.89 4 7

サフチェンコ&ゾルコビーは2連覇!強豪揃いの中での2連覇はすごくないですか?

悠子ちゃん達の表彰台は嬉しいのですが、チン・パン&ジャン・トンが台落ちしたのは残念です。四大陸までは今季一番調子がいいペアが彼らだったようなのに、試合はやってみないとわかりませんね。ダイナミックでありながら情感漂う演技が好きなペアなので残念です。

niftyに悠子ちゃん達の素敵なレポが上がっていますね。
フジのペアとアイスダンスの放送が地元局ではなくて見られないのが残念です。昨年はほとんど放送してくれたんだけどな~。
明日男子FSが終わってから、動画を探してみようと思います。

公式リザルト

CDのみ終了のアイスダンスの行方も楽しみです。放送が見られないのが本当に残念・・・。

アイスダンスの結果はここに追記します。

アイスダンス                        合計点 CD OD FD
1位 Oksana DOMNINA / Maxim SHABALIN(RUS)  206.30 1 2 1
2位 Tanith BELBIN / Benjamin AGOSTO(USA)   205.08 2 1 2
3位 Tessa VIRTUE / Scott MOIR(CAN)       200.40 3 6 4
4位 Meryl DAVIS / Charlie WHITE(USA)       200.36 4 3 3
5位 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT(FRA) 194.36 6 4 5
16位 Cathy REED / Chris REED(JPN)         151.04 18 15 16

表彰台は今季ここまでの試合では怪我に泣いたチームばかりですよ。勇気付けられる結果です。
4位にメリル&チャーリーが着けたのも嬉しいです。
ペシャラ&ブルザの5位がすごいな~と思います。ここまでの試合で今一歩ということが多かったのですが、世界選手権でぐんといい成績を出してきましたね。
クリスの膝の調子が心配でしたが、リード姉弟もこの大会はよくがんばりました。OPの枠が取れてよかったですね。
早く放送が見たいな~。