気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

PASSION2009&WFS No.37

2009-03-03 22:59:44 | フィギュアスケート雑誌・本
ユニバ、ジュニアとあってPASSIONについて書きそびれていました。雑誌について書くのは鮮度が大事なので今更な気がしますが、WFSと合わせて少し書きますね~。

まずは大ちゃん。
相変わらず多くの人を魅了している大ちゃんです。シェイリーンさんも大ちゃんの才能に相当惚れ込んでそうですね。「ソウル(魂)で滑ることもできる」嬉しい言葉です。シェイリーン振付のプロを見られる日も、大ちゃんがプロになってからならあるような気がします。カメレンゴさんが振り付けたショーナンバーはお蔵入りしそうなので、来季のEXが彼女ってのも実現したら楽しいです。

ある選手(誰かしら?南里君?小林君?)が語ったジャンプのときに踏ん張る大ちゃんの話・・・こんなことも彼の膝に大きな負担がかかった原因かと複雑な気持ちで読みました。
試合のときに踏ん張って減点を最小限にするのは大切なこと。練習でも踏ん張らないと本番でも踏ん張れないでしょうし。大ちゃんの場合、難易度の高いジャンプを練習することもあって膝への負担は他の選手以上だったのだろうなぁ。
「どんな練習がどう身体に影響するかなんて、まだまだ僕ら、わからないことだらけです。予防のしようなんてない。」・・・厳しい世界です。フィギュアスケートは怪我との戦いでもあるのかも。

そして全日本を見ていた大ちゃん、4回転に挑戦する選手が多かったのを喜んでいます。本田さんの後を継いだ大ちゃんを目指してみんな4回転に挑戦し続けているんだよ!

「絶対的な存在感のあるスケーターになりたい。」
サンスポでもOP金メダルを口にしていましたね。何の勝算もなく彼が大きなことを口にするはずがないのです。闘志と自信とが見えてくる言葉、嬉しいです!
最後のファンへの力強いメッセージ、強がりでもなく逆にファンを励ますためでもなく、本当にそうなのだろうと今なら思えます!

カメレンゴさんインタビューでは大ちゃんのことが詳しくて、しかもものすごく褒めてあって嬉しいですね。
「La Strada」はファニーでエレガントでキュートなチャップリンスタイル・・・確かに。あの大ちゃん、いつもにも増してかわいいもの。
いつもならオンアイスはかっこいい、オフアイスはかわいいなのに、「La Strada」ではオンアイスでもかわいいんよ。本人には叱られそうだけど、小柄な体格がいかされた振付だと思います。
そしてカメレンゴさんが振付という仕事にいかに情熱を持っているかが、インタの結びの部分でわかります。大ちゃん、本当にいい振付師と巡り会ったんだなと思います。

PASSIONのジョニー君。
NHK杯のときの、私達の点が低すぎるって反応を気付いてくれていたんですね。(嬉)さすがにほとんどの大ちゃんファンがジョニーの応援に回ったとは気付いてないだろうけれど。(笑)だから体調の悪い中、FSやEXもあんなにがんばってくれたんだ~。リンクの中と外とで、気持ちがしっかりと繋がっていたんだな~と思います。

ズミエフスカヤコーチのインタもいいですねぇ。選手にもよるようですが、ジョニーや本田さんなどの教え子は本当に大切に思っていてビジネスライクじゃないんです。でもコーチとして厳しい人。(←大事)
来年は全米前にジョニーが外国のショーに行くのを止めてほしいな。さすがにジョニーもOPシーズンにはそんなことしないか。
WFSの全米レポで、ジョニーの調子がなぜあれほどまでに悪かったかがわかりました。(ネットには出てたでしょうけれど、読んでなかったから)
世界選手権を逃したジョニー、無念。でも全米は本当に層が厚いもの。アメリカの連盟がジョニーを特別扱いしなかったのは仕方ないと思います。フランスのジュベール、日本の大ちゃんなら別の扱いを受けたでしょうけれど・・・。

今シーズン限定、大ファン(笑)になったジュベール・・・いや、ジュベール自体は大ちゃんのライバルとして同じ試合に出場していても相当好きですが・・・この2冊の雑誌を読んでまた益々大ファン振りに拍車が。(笑)
子供や病人に優しくて病院を慰問・・・なんて立派なの。エヴァンもチャリティ活動をしているし、人間的にも素晴らしい選手が多いですね。

「僕はいったい、誰と戦えばいいんだい?」これまでライバルだった選手達が次々と戦線離脱し、1つ下の世代(ジュベールにしてみれば昨季までは格下の相手)と思ってきた選手達が大活躍・・・闘志も湧かないってものです。
それでも彼は王者の意地を示して戦わなければならない。それも昨季から病気、怪我、ブレードの問題とトラブル続きの中で。世界選手権がんばって!来季は大ちゃんが帰ってくるから。

他の選手の記事もすごくよかったけれど、この調子で感想を書いていても仕方がないので切り上げます。少し付け足し。

林みず枝さんの「顔を読む」、たまにはこんな記事もおもしろいです。最後のほうの薄い眉の話、やっぱり遠回しに大ちゃんに忠告している?(笑)

友加里ちゃんと小塚君の爆笑対談、大ウケしました。佐藤信夫コーチってキスクラではとても穏やかな顔なのに、実はとっても恐いコーチなんですね。いやいや、コーチはそれでなくっちゃですね。でも佐藤コーチが雷を落としたところを想像できません。
小塚君の女性の好み・・・(絶句)・・・まだ恋は早い、スケートに集中ってことですね。(笑)
4回転は本当にこだわっているなぁ・・・。怪我だけはしないようにねー!できれば自爆もしないでね~。

トマシュの「世界選手権以来、僕はスケートへの自信を取り戻していない」って言葉、悲しいなぁ。実力はあるのに。今年は「世界選手権で、僕はスケートへの自信を取り戻した」になりますように!

キャリエール君は4回転が安定してきているんですね。なのに試合では3回転ジャンプが崩れちゃう。難しいものです。新しい種類のジャンプを練習するとジャンプ全体が崩れやすいと、あるベテランファンのブロガーさんが書いてらしてその受け売りだけど、本当にそうだな~と彼の例を見ても思います。
来季は安定してくるのを期待したいです。ジャンプの安定といえば佐々木君もね。

さらにだらだらと長くなりました・・・。WFSでは明子ちゃん、タラソワさん、ジュベール、ポンちゃん、パトちゃんなど読み応えあるインタがいっぱいでした。
パトちゃんは案外バンクーバー最大のライバルになるかもしれないので、インタも要チェックです。4回転に対する彼の心の揺らぎ、理解できるけれど、ああ高い点が出ても挑戦してくるでしょうかねぇ?