CLAMBAKEって料理がある

　グルメネタもそろそろ尽きてきたのでこれでしばらくおやすみ。

　この間のロードアイランドで、ごちそうになった地元料理がこのCLAMBAKEクラムベイクである。３０人ぐらい居ないとできない料理で期限はよく分からないが、海の幸をふんだんに楽しめるロードアイランド州のいわば郷土料理である。


▲できあがりまでもう少し、担当の人がどのように作るか説明してくれている。

　くいしんぼう万歳にでてくる、漁師だとかがやってくれる料理のようなイメージとでも思ってもらえればいいだろう。

　作り方は、３～４時間焼いた石の上に海草を載せてその上に食材をカゴにいれて、海草が含んでいる水分で蒸し焼きにする料理だ。見てのとおりロブスターや貝、トウモロコシなどのたくさんの食材と、ワインとで楽しむ。


▲その海草　蒸したときの香りが独特である


　面白かったのは、日本人がカニを食べるとみんな無口になってカニと格闘するのだが、アメリカでも、あれほど会話好きな奴らが、ロブスターとの格闘中は、やっぱり無口になるのだ。みんなが黙ってしまうので、それが面白かったりする。

　味は、蒸し焼きなので素材のそのままの味。溶かしバターに付けて食べるのもよし、そのままでもよし。海草のなまえを何というのか知らないが、海草の独特の香りがして、単なる蒸し焼きではない味わいがある。


▲できあがり！

　ちょっとした行事があるときにやるらしいこのCLAMBAKE。食べる機会があれば是非挑戦してもらいたい。レストランでも出さないし、少人数では無理な料理である。