ツークラ関東GUMI

ツーリングクラブ関東GUMI

バイク好き、ボルティー好きの仲間が集まって作ってます。
元Volty関東組

目標は高く

2006年07月07日 | けんたの部屋
今日の集合時間は5時半。
少し早めに起きて窓を開ける。
今にも降り出しそうな雲だなぁ。



って路面ビシャビシャだよっ!!



後からfukuさんから聞いたら、夜中に大分降ったみたい。
まぁ走行中に降らなきゃいいや。
窓から入る空気はひんやりしている。
筑波で走るころには暑くなるだろう。


待ち合わせはウチの裏にある公園。
予定時間少し前に荷物を持って移動しておく。

ふと公園の中を見ると、ベンチに誰か寝てるよ。
暖かい時期だから死にゃーしないだろうけれど、
風邪を引くと悪いから、何か掛けた方がいいんじゃないかと思う。


予定時間。
fukuさん登場。
ボルティを2台積んだ1tトラックが頼もしいね。


ホントは、当初の予定では軽トラを借りる予定だったのだけれど、
リース屋の都合で1tトラックになっちゃった。
けれどこれが大正解!
つなぎとかの用品は余裕で載るし、
fukuさん得意の自転車だって1台載けて行けるしね。


ここからは僕の運転で
首都高→常磐道→筑波へと向かう。
いや~、普段の行いがいいから順調に進むね


到着予定時間の7時半に筑波へ到着!


関西へ行けと言われて半年。
6月のレースも見送りましたよ。
ここまで長かったなぁ


そして気合十分な人がもう一人。
昨日の積み込みの時点でいつでも走行できるように
ボルティを仕上げておいたfukuさんだよ。
その目は獲物を狙う鷹の目だ。(←言いすぎ)


ラッキーなことにピットにも入れて、そそくさと準備をする。
僕は昨夜は自走だったから何も用意していないからね。
まぁ用意ったってテーピングしてミラーを外すだけなんだけど。


8時30分。
本日の1本目スタート。
一番最初に関東組の2台がコースに入る。

なんてったって10月のレースの目標は
関東組による




1・2フィニッシュ

だもんね



1周目はタイヤの皮むきと温めをかねて流して走り、2周目からペースを上げる。

3周目からは1分30秒台。
これが6周くらいまで続く。


あれ?おかしいなぁ。
もう少し速いと思ってたんだけどなぁ。

原因→ステップを擦ると、昔原付小僧のときに散々ステップを軸に
    コケていたトラウマがよみがえるから。

対策→気にしない。


7周目からタイムが上がってきて27秒台前半になってきたのだけれど、
26秒台に入れることができない。


ジタバタしているうちに1本目終了。
もう5分あれば26秒台に入れることができたのに!(←まぁわかってると思いますがウソです)

6月のレースの1位タイムは1分21秒台で、
最下位のタイムでも27秒台なんだよね。
これじゃあトップ争いじゃなくて
ブービーメーカー争いだよ


それにしても寒い。
誰だよ、気温が上がるなんて言ったのは!?
しかも霧雨が降ってきたじゃん!

次の走行枠まで1時間半待ち。
その間に上がるだろうなどといった甘い考えをあざ笑うように
雨脚が強くなっていく。
今日は後2本走行枠取ってあるのに。


10時30分。
2本目の走行時間。
路面はヘビーウエット。
まぁこれも本番で雨だったときの練習だと思って頑張ろう。


コースに入って第1コーナーを抜けて
第1ヘアピンへ入っていく。
ステップをすると同時にフロントが内側へ巻き込んでいく!


スリップダウンの典型的なパターンだよ。

慌てて車体を起こして何とかコケないですんだ。
あーー、危ぶねー危ぶねー。

考えてみれば当たり前の挙動で、
気温も路面温度も低くて、ましてやヘビーウエットなんだからコケる要素満載なんだよ。
けれど、ボルティは元々フロントが軽いから、
加重が掛かりにくいのかなぁとも思う。
この状況では怖くてフロントに加重できないけどね。
それにしても雨のサーキットがこんなに滑るとは思わなかった。
他にも第2ヘアピンもフロントが巻き込みマス。




こんな状況でも物好きは他にもいるもので、
走っているのは数台いたのだ。

後半その中の1台、スクエアー4のガンマと絡みはじめた。
コーナーで追いつく、タイミングがよければ抜けたりするのだけれど、
裏のストレートでいつも前に出られたりする。(←非常に悔しい)

後ろについて隙を狙っていたら、
ガンマが水溜りに入り、はねた水が僕を直撃!


キー!!!かんべんならんにゃーー!!

お前も同じ目に合わせてやるーー!!


そう思いアクセルを目いっぱい開けるも追いつかず。


悔しいまま2本目が終わる。

ちなみにタイムはドライの10秒落ちくらい。
こんなものかな。



失意の中ピットへ戻ると
fukuさんがもう着替えていた。
雨が降ってるから、早めに走行をやめたのかな。

「fukuさん、戻ってくるの早いですねー。雨降ってるから走るのやめました?」

「え~っと、コケました




よく見るとfuku号の右側泥だらけだよ!
ハンドルは左右の高さが違ちゃってるし、ステップバーも何か短くなってるよ!

聞けば第2ヘアピンでやっちゃったみたい。
滑るんだよねぇ、あそこは。

不幸中の幸いで体は何ともなかったから良かった。
まぁサーキットはコケてタイムが上がっていくんだよ。
そうゆう事にしよう。



雨脚も弱まる気配がないし濡れたつなぎをまた着るのもいやだから、
3本目はキャンセルして引き上げることにする。


思ったような走りはできなかったけれど、
次への課題も見つかったから、実のある日でした。


fukuさんは東京へ戻ったその足で用品店へ行き、
ハンドルを手に入れたとのこと。
15日はボルラー写真館の写真に近い形に戻って参上することでしょう。


10月のレースにはまだ時間があるし、練習も始めたばかり。
やっぱり目標は1・2フィニッシュかな。
目標は高いほうがいいって言うしね。

みなさま、乞うご期待。


ザ・大型二輪教習 始めの一歩

2006年07月07日 | たぬきの部屋

一段階1時限目:
適正が終わってすぐに最初の教習を受けました。(ワクワク
その日の受講生は俺も含めて3人、3人とも今日が始めての教習。
一人は16才位の少年、免許無しから普通二輪を受けに来た模様。(以下少年A)
もう一人は20才位の青年、普通自動車から大型二輪を受けに来た模様。(以下青年B)
トム・クルーズ似の爽やかな印象の教官より(以下トム教官)3人とも始めての教習なので、
事前に乗る前にプロテクターのつけ方や二輪の教習は車と違ってとなりに乗車したり、
補助ブレーキがあるわけではないのでどなるように大きな声で指導する時もあります等の説明がありました。
「ここは安全運転を教える場所です。ウィリーやハングオン等は教えません。とのことそうなんだと納得。

☆車体の取り回し
俺と青年BはCB750、少年AはCB400SFを持って8の字に押して歩きます。
3人とも結構余裕で8の字を押すことが出来てトム教官が「今日は皆うまいね。」とのこと、一回りで終了

☆センタースタンド立て
なるべく車体を体につけて、ハンドルをまっすぐにして左手をハンドル、右手を後ろのクラブバーを握って、
右足をセンスタへかけて体重をかける。わりとすんなりテコの原理でセンスタがかかる。
「次は下ろして。」とのことでハンドルを両手で持って「へいや!」と前へ下ろすと同時に前ブレーキ、
少年Aは初めて中型に触るようで少しふらつきぎみ、教官に車体をささえて貰っている。
「次はサイドスタンド出して。」とのことで下ろすと、少年Aはセンスタを必死に下ろそうとしている。
う~ん緊張感が伝わってくると同時に心の中で「おいおい」って突っ込みを入れている。
俺も緊張していたが「人の振り見て我が振り直せ」でおかげで肩の力が抜けたような気がする。
ありがとう少年A。

☆引き起こし
青年B、少年Aの車体は普通に左に車体を倒してたけど、トム教官は「ふだん、自分のバイクだと中々体験出来ないからね」と親切心で俺のだけ、右に車体を倒す。
左倒しからの引き起こしは運動会のクラウチングスタートのように「用意、ドン!」のイメージは出来ていたのに・・・。
右からの引き起こしは初めてだなぁ・・。
ハンドルを左に目一杯切って、前ブレーキをかけながら車体の下に潜り込む感じから右手をハンドル左手を車体のバンパーをつかんで「用意、ドン!」なんとか持ち上がった。
左腕に筋肉痛が・・・。
きっと腕を伸ばしきった状態で行ったからだね。これからのクラッチ操作に支障はないか?ニギニギしてみる。
ちょっと痛かったけど、問題ない。普段の不摂生&よる年波を感じる。

☆外周
やっとナナハンに乗れる!ウキウキ!少年Aは400なのでトム教官と別メニュー、
俺と青年Bはそれまで横にいた反町隆志似の指導員(以下反町指導員)が大型担当になった。
まずは「私の後をついて来てくださいね。」とのこと、反町指導員、俺、青年Bの順で外周を回る。
これまでのモヤモヤがふっとぶように、気持ちよく外周を走る。
やった~!ナナハンだナナハンだ!
今やリッターバイクが当たり前になってきているので半端な排気量ともいわれているが、俺にとっては「早川光」であり「爆発!750族 岩城滉一」であり、
少年の時の憧れはゼッツーでもあります。乗ってしまえば、ボルティもCB750も対してかわりはありません。
直線でアクセルを回しながらすばやくシフトアップし4速まで入れて一気に60Km迄、
コーナー手前で3度に分けてのポンピングブレーキ&3速へ落としエンジンブレーキ、
スローインファーストアウト。車用の道幅の広いクランクやS字を適当に走ったりしているうちに時間となりました。

反町指導員から「どうでしたか?」の質問、俺「重たかったです」反町指導員「この重さが上の段階になると大変になってくるんですよ」とのこと。
この楽しかった思い出を胸に刻んで、大変になった時に今日の良き感動を思い出して
「たとえ何度落とされても頑張ろう」と心に決めた日でした。

今回の注意点
・握力と体力つけないとダメだね。 疲れてしまう。 


 一段階2時限目:
今日は先日の後半担当だった反町指導員、急制動の練習です。その前に教習の最初は皆でカルガモのように教官の後をくっついて、外周を3~4周回ります。
これでその日の自分の体調や、そのマシン固有のクセ(アクセル、ブレーキ、クラッチ)を見るためとのことです。その後各グループに分かれて課題の始まりです。

☆急制動
反町指導員とあと一人の教習生と俺の3人で急制動練習へ最初は30Kmのスピードで後輪ブレーキだけで止まって下さいとのこと。
一回目 50Km位スピードを出して止まったので「スピード出しすぎ」とのこと。
ニ回目 30Km位スピードだったが、ついクセで前輪ブレーキも握ってしまった。   
 「後輪ブレーキのみにして下さいね」とのこと。
三回目 ようやく30Kmのスピードで後輪ブレーキのみで止まることが出来た。    
制動距離は約9m 次は30Kmのスピードで前輪ブレーキだけで止まって下さいとのこと。
前輪のみの時も3回行ったが、一度クセで後輪ブレーキを踏んでしまった。
制動距離は約7m
反町指導員「後輪ブレーキのみの時はここ、前輪ブレーキの時はここ迄で止まれてます。
つまり前ブレーキの方が効きます。」とのこと。
その後、前輪、後輪両方をかけての30Kmでの急制動を3本やって課題は終了。
前7:後ろ3 位の割合にするとよし、本番は40Kmで11mなので気をつけること。

それからは「まぁ、ちまちま指導するより私の後をついて来てくださいね。皆もその方がいいような気がするし」とのこと、「あんまり無理をせず自分のペースで走って下さいね」反町指導員、俺、
もう一人の教習生の順でカルガモのように後ろをくっついて行く。(以下カルガモ)
外周、S字、クランク、等軽く流して終了。

今回の注意点
・今回は一段階での急制動だったので、30Kmで行ったが通常は40Kmで急制動をやるので制動距離がのびるはず。
・乗り降りには注意、乗ってからサイドスタンドを上げたり、 乗るときにはミラーを合わせることも忘れがち、
 降りるときに後方を確認せずに降車したりと、普段のクセが出まくり。
・反町指導員の後追いした時に結構バンクさせて走ってたので、 まねしてバンクさせて走ったら
「交差点はゆっくりと、あと寝かせすぎなので転倒の危険がありますよ」とのことでした。

※「~似」というのはあくまで、俺の主観です。「似てないよ」とのクレームは受け付けません(笑)