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家電、自動車大苦境

2011年11月05日 19時57分35秒 | Weblog

 家電はエコポイントが終わり、買い手が激滅した。32インチの薄型液晶テレビが31000円で、新品が売られている。製造1年以内の製品だ。

 成城町にコジマ電気がオープンした。駅からはバスで2駅ほど離れた世田谷道りそばだ。多分昔は東宝映画の撮影所であった。

 住宅地では日本で一二を争う高級住宅街には大きな家電販売店がなかった。私はオープン初日と2日目に2時間並んだ。レジで2・5時間、合計4・5時間我慢した。

 投売りの典型のような安売り。目玉商品は50%ぐらい安い。例えば、NECの小型ノートパソコン、OSはアンドロイドで慣れないと多少使い勝手が悪い。私はSSD,8GBのものを9980円で購入した。限定10品だ。京王つつじが丘のPC-DEPOTでは24800円で売っていた。展示品とかアウトレット、開封したものではではない。NECは5万円以上で売らねば赤字と思われる。つまり4万円安いのだ。この4万円はNECが損をしたと思われる。今後、成城学園近くの購買力のありそうなコジマへの先行投資・損だろう。

 ブルーレイ、ビデオカメラも70%ぐらい値引きで各10台あった。

 700円ぐらいするLED小型懐中電灯は電池3ヶ入りで100円、お一人様1ケ限りで500ヶぐらい出ていた。2日目も同じ数で出ていた。

 小型携帯ラジオはAM/FMつきで、両方ともステレオが300円でこれはかなり性能がよくておそらく1500円以上はするものだ。これも300ヶ以上出ていた。sonyの3000円で購入したラジオより音量が大きく、絞って聞けるので電池は3倍長持ちすると思われる。

 ほかにもデジカメ、ゲーム機、液晶テレビ、エアコン、冷蔵庫、暖房機など数多く大安売り製品があった。

 これら原価をはるかに切った売り出しは、大苦戦のメーカーが捨て値でお店に提供したはずだ。

 この4日間の安売りの損失は1年でも回収できないだろう。何故なら、ヤマダ電器、ビックカメラ、ヨドバシカメラなども薄利で売り続けるので、今後、荒稼ぎはできない。

 自動車もタイに部品などの工場を持ったために、製造台数を減らされた。当然利益は薄く、あるいは赤字になるだろう。

 パナソニック、ソニーなどが軒並み赤字に転落した。ソニーは4年連続赤字だ。以前、新卒がソニーを受けても超狭き門であった。パナソニックも同じだ。

 タイに日本企業の工場が1700以上進出している。全工場水浸しだ。

「出るも地獄、残るも地獄」。日本人は地獄の大凶にはまり込んでいるのではないか。