街角で歌っている女性歌手は最高の時は150枚もCD(1枚2000円)の売上があった。しかし、音楽的反響が悪い街頭で叫んでいるうちに声帯が痛み始めた。声帯結節の根が出来始めた。ここからは加速度的に結節は大きくなる。
喉が痛くて街角で歌えなくなる。無理して歌ってもCDが売れない。彼女はこの街頭でのCD売上で家賃15万円と生活費、親への仕送りをまかなっている。いまや家賃も払えなくなる。
そのとき私の存在を知った。年齢制限にかかり、お断りされた。しかし彼女は食い下がり入門を強く希望した。
それから1ヶ月半、声帯は見違えるほど回復した。久しぶりに街頭で歌う。声が嗄れない。歌いながら彼女は嬉しくて泣いたらしい。5時間続て歌うも、声は全然、好調である。そして50枚のCDが売れた。けれで家賃が支払える。
この時、フジの目覚ましテレビのテーマー曲の応募に受かり、20名の中にエントリーされた。
昨日のトレーニングの後に彼女は「先生みたいな本当に声をよくするトレナーは世界中を探してもいないだろう」と言った。
まだまだトレーニングは始まったばかりだ。今後、数倍もよくなるだろう。
そしてメジャーへのデビユーとなるかも。少なくともフジテレビは彼女のCD出版権は押さえたらしい。
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