北アフリカの天然ガス、プラント工場の従業員が人質になる。
フランス軍がイスラム過激派の拠点を空爆したことの仕返しと、金目当てのようだ。
要するに北アフリカは特Aランクの危険地帯だ。
そこで働くことは命を落とす覚悟がいる。
日本政府は人質の人命最優先を望むが、アルジェリア政府は「取引」すれば600名もいるイスラム過激派を無条件で開放しなければならない。その上、莫大な身代金が必要だ。
テロリストの条件を飲めば、付け上がり、次々と同じような事件が起きる。事実、まだまだやると声明を発している。
現在の情報では7人の日本人の生存が確認されている。しかしかなりのけが人と死亡もあるらしい。
アルジェリア軍はテロリストには相当靡しい対応をする。日本政府の要望など聞く耳を持たない。
50名が人質になれば半分が生き残れば成功という考えもある。
アフリカには泥棒・海賊、人質で金儲けしか選べない人がたくさんいる。
例えばソマリア沖の海賊は若い漁師が漁では生活できないので、やむなく安い武器を購入して、ソマリア沖を航行する外国船を襲い、金品を奪う。生きるために必要な行為なのだ。
イスラム過激派の一部も、「寄付」による収入が激減した。生きるために身代金稼ぎに走らざるをえない。「生きるために」と正当化したいのだろう。
世界中が金銭的に余裕がない時代になった。ますます犯罪は増えるだろう。
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