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トリノ、最悪の結果か。

2006年02月13日 09時18分57秒 | スポーツ

トリノ冬季オリンピックはベタ負けである。

 恐らくメダルはほとんど望めまい。

 スノボウの男性4人もジャンプも、大甘だ。本番に弱い日本人といわれて久しい。

 稽古でいい成績が出たからとジャンプの選手は言う。以前、水泳でも同じコメントを聞いた。

 故三橋喜久雄体操協会元会長は「体操競技で着地で失敗するのは。稽古での緊張感が足りないからだ」と私に言われた。何しろ彼が会長時代、日本の体操競技はオリンピックなどで世界一であった。その後、長い低迷が続いた。「大体、笑いながら稽古をしているようでは本番で強い緊張に襲われたら、体が動かない、失敗するのだ」とも言われた。

 ジャンプもスノボウ・ハーフパイプも稽古の緊張感と本番の緊張が違いすぎたのだ。

 アメリカで資格をとった元演出家の私から言えば、本番を上回る緊張が稽古の時に作り出せるか、否かが劇の成功度を決めると思われる。昔、同じ劇団にいた蜷川幸雄さんは、これを十二分に承知されていると思われる。つまり稽古の時にいかに俳優やスタッフを引き締めるかは問題なのだ。

 スノーボートの若者を見て、「国際舞台の経験が足りない、ではなく」稽古で引き締めるコーチの不在を感じた。

 要する今回のトリノオリンは惨敗で、それは優秀なコーチ不足にあると見た。

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