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入院リスクを恐れ寿命縮める

2013年11月22日 10時00分41秒 | Weblog

 妻が一週間検査入院した。

 寝たきりで介護5だ。多系統萎縮症と言う難病で、パーキンソンの親類みたいな病だ。

 根本的な治療薬はなく、色々な薬を処方されているが、年々悪くなる。

 10度の坂道にブレーキをかけないで車イスを置くようなもので、自然に転げ落ちる。

 それを止めるのが私の役目だ。

 検査入院では食事がミキサー食で美味しくない。

 おまけに看護師等が十分食事の面倒を見れない。当然、残す。

 食べないで弱る。

 運動不足で益々の機能が低下する。

 リハビリはあるが、お茶を濁す程度だ。日々マイナスに向かう機能を止められない。

 『何でミキサー食にするのですか』と聞くと『呑み込みが悪いので、事故が起きたらこまる』と病院側は言う。

 訴訟を恐れての安全から全てを後退させる。

 聞くところによると産婦人科の医師志望者がすくない。
 
 出産時の事故で莫大な補償額取られるからだ。

 要するに妻は6日間の検査入院で2ケ月ぐらい寿命を縮た。

 取り返すのに自宅で3ケ月ほどかかった。

 3ケ月も入院していれば、確実にべっとでねたきりのチュウブ人間だった。

 その段階では私でも回復できないだろう。