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右手親指の腱鞘炎手術。部分的麻酔なので辛い。

2013年11月01日 21時01分00秒 | Weblog

 手術が終わった。約80分だ。

 意識があるので、緊張する。

 血圧が190にもなる。

 途中で中止になるのではと気をもむ。

 執刀医が小声で助手と話すので、気になる。

 比較的簡単な手術だが、失敗もあり得る。

 年齢で小水の時間が早い。

 途中でお漏らしするのではと心配だ。

 それで血圧が又は上がる気がする。

 右手上腕部を締め付けて、血流を止めているので腕が痺れる。

 左手には血圧の空気ベルトがあり、時々猛烈に締め付ける。250以上まで空気圧をあげるので、腕が千切れそうだ。

 段々小水が漏れそうなので、早く終わってくれと医師を急かす。

 メスを入れる痛みはないが、血流止めと血圧測定の締め付けが辛い。

 終わった。直ぐにトイレにはしりたい。
 
 丸太ん棒のように包帯が巻かれ、裸の体で自分の衣服の袖が入りにくい。

 手術室は何故か寒い、看護師が布団乾燥機のエアーバックのようなもので、暖かくしてくれた。

 簡単な手術なのに大変だ。

 大変なのは手術前の消毒だ。500mlはゆうに使うぐらい流す。

 親指には鞘が4本ありその一番目を切り開く。中を通る筋が引っ掛からないためだ。

 あとは開きっぱなしだ。

 最終的打ち合わせの時に、あの超小さな精子のDNAの中にこんな腱まで書き込まれているとは、と驚きを医師に発する。

 本当に人間の体は良くできている。