70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

過保護は声の大敵。

2005年12月20日 14時03分50秒 | ボイストレニング

体と心が過保護な人ほど声のトラブルが多い。

 最たるものは声楽を学ぶ女子学生である。

 冬は声には最悪で、南極の屋外で過ごせるぐらいの防寒装備である。マスク、マフラーは当然でホッカロンを背中や腰に張り、ポケットにも入れたりしている。

 家の中では暖房を強くして、超熱ったかくしている。

 しかし移動のためには外の冷たい外気に触れなければならない。そこで朝、夜は外に出ない。

 声には下半身の運動が欠かせない。そこで声を支える力が衰える。風邪も引き易くなる。

 18才の音大受験の女子が年末の私の合宿に参加する。来る時はビクビク、帰りはルンルンだろう。

 何で音大の教授は過保護に生徒を育てるのか。だからモヤシみたいな声楽家ばかりとなる。