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悪を選択、生きる条件

2005年12月05日 10時56分28秒 | 住・環境

 物凄い重要な問題を明らかにしょう。

 この日本では次から次と悪事が暴かれ、断ち切れない構造にある。

 人間・会社も含めて、現在の日本では生きる、成長しにくく、特に後発者にとって出来上っている中に割り混むには、相当の無理がいる。

 マンション、ビル建設・販売の新興ではコストダウンで勝負するしかない。先発の大手メーカーでも過当な利益を得ているわけでなない。だから建物の生命に手をつけざるをえなかった。

 過去を振り返ると、イタイタ病、スモン、エイズ治療製薬、三菱自動車欠陥隠し、ジイゼル排ガス装置不正、ロッキード汚職、リイクルート株不正取得などなど、明日まで書かねば終わらないぐらいある。

 人間・企業は時々、善か悪かの選択をさまられる。このとき善を選べばその後、哀れな人生・企業倒産などが起こりうる。だから姉歯建築士は悪の選択をしたのだ。「他の業者に変える」と迫られたときに、正義は将来の死を意味する。姉歯氏は生き延びるために「悪」を選択したのだ。三菱自動車も同じだ。

 この様に、今の日本で生きぬくには、清く・正しく・美しくなんてのは「死ぬ・死ね・死ぬしかない」と同義である。

 問題は行政・立法・司法が余りにも機能していないところにある。つまり幼稚すぎるのだ。例えば数値で表すと業者はレベル7。 3権はレベル2、3ぐらいで低迷している。このレベル4,5の差が何時も庶民を困らせているのだ。しかし3権は成長しない。低いレベルに留まっても、何も困らないのだ。大ミスを犯しても行政では首にならない、給与も下がらない。立法の議員は今日、明日しか考えない。司法は裁判を長引かせ、民事では「5,10年ぐらいで和解案を取りまとめる」。原告は失った物の50%取り返せれ上等で、売り逃げされたらお終いとなる。

 東京都世田谷区成城町には3億円、5億円の勝ち組の超豪邸の新築ラシュである。8丁目、9丁目と離れると12坪の土地に3階建てが新築されて、中には80坪弱の土地が売り出され、6軒の3階建てがそこに建つなども多く見られる。それらは5億円の豪邸から100mぐらいしか離れていない。

 もし自分があの時、悪を選択していれば3億円に住めたかもしれい、後悔はあるかも知れない。

 今の日本で正義を貫くのは死を意味する。この全ての原因は行政・立法・司法の未熟さにある。それが何時までも成長しないから悲劇が続くのだ。ハゲタカのような民間とおままごとのお姫様とのランクの開きを縮めるのが国民の最大の課題である。

 成城の家。写真はこの記事の内容とは関係ありません。