下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
ミステリ・競馬・ピアノ・スポーツなどがメイン記事です。

ダカール君 出走!

2007-11-02 23:59:59 | 
ダカール君が出走です。

11月4日(日)京都7R D1800M

  ダカールシチー  池添謙一 57

ということで、今回は叩き2走目というやつですね。
頑張って欲しいところです。

調教のほうは・・・

>ウッドコースで6F 82.1-68.7-56.0-43.1-15.9のタイムを一杯に追って計時しました。
>ヤマカツブライアン(古1600万)バテるの内追走4F付1.9秒先着

という感じで、いいのか悪いのか分からないのはいつものとおり(笑)
前走は5着だったから、今回も掲示板に乗れるといいのですが。


実はチャレンジ君は福島のフルーツラインCに登録していたはずですけど、
どうやら除外になってしまったようです。
せっかく適距離のレースだと思っていたのですけど・・・

そして、アドバンス君はいったん放牧に出ました。
佐々木先生は「原因が分からん」という話だそうですけど、
そりゃあ・・・やっぱり気性なのでは?(^^;

仕事で生応援はできないけど、祈りの念を京都へ・・・

山口雅也『生きる屍の死』

2007-11-02 23:59:59 | 
様々なところで「読むべし!」と薦められているこの作品。
読もう読もうと思いながら、後回しにしていたのです。
やはり設定の特異さと、舞台が日本でない点が・・・(^^;

死者が蘇る――アメリカ各地でそんな例が報告され始めた頃。
パンク族のグリンはニューイングランドの片田舎トゥームズヴィルにいた。
絶縁状態だった父方の祖父スマイリーの願いにより、呼び寄せられたのだ。
スマイル霊園の当主で莫大な財産家のスマイリーは死を目前にしていた。
様々な問題を抱えた家族たち・・・傍観者として淡々と彼らを見ていたはずのグリン。
だがある日、グリンは自分の部屋で毒死し、誰にも気づかれないまま生ける屍として蘇った。
自分の死を隠して犯人を捜すグリンの前に、更なる犠牲者が続出する。
死者と生者が入り乱れる中、グリンが最後にたどり着いた真相とは!?

「生ける屍」という設定が特異ですよね。
これは単に死んだ人が「生き返る」というのとは違うのです。
体は死んだままなので、どんどん死体現象が進行していくわけです(^^;
死斑が出たり、瞳が白濁したり、体が冷たくなったり。
呼吸もしないし、心臓も止まったままなんですね。

ここで役に立つのが、葬儀屋の防腐処理技術。
グリンも理解者を得て、この防腐処理を自分に施してもらうわけです。
しかしそれはあくまでも腐敗を遅らせるものに過ぎず、いつかは肉体が滅びる。
いつ自分が「生ける屍」であることがバレるかという葛藤もあり、
グリンがひどく可哀想に思えたりもするのでした。

解決編で解き明かされるいくつかの真相。
2つ、3つは推理してたけど、やっぱり衝撃でしたね。
やっぱり、この舞台&設定は必然性があったんだな~としみじみ思い。
西澤保彦氏なんかが、影響を受けたと言うのもよく分かります。

山口作品では「キッド・ピストルズ」シリーズもありますよね。
見かけたら買ってみようかな~と思いました。