joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

映画 『レミーのおいしいレストラン 』

2007年08月14日 | 映画・ドラマ
映画『レミーのおいしいレストラン』を観て来ました。

この映画、上映されているのは吹き替え版ばかりで、字幕版はレイトショーのみ。洋画の日本語吹き替えは嫌なので僕は字幕版に行ってきました。

でも、今考えれば、べつに吹き替えでもよかったかもしれない。

洋画の吹き替えが嫌なのは、声優の演技が不自然に感じるからだけど、アニメーションの場合は元々も声優が喋っているんだから、日本語の吹き替えで観ても違和感はなかったかもしれない。

映画は、内容が始まるまでピクサー・ディズニーという会社の宣伝みたいなアニメーションが長い間流れていて、僕はちょっとイライラしてしまった。ひょっとして間違って別の劇場に入ったんじゃないかと思ったくらい(シネコンなのでたくさん劇場がある)、本編と関係ない・しかし予告編でもないアニメーションが流れるのです。

でも、本編は面白かったですよ。この映画は基本は子供向けで、でも作り手が決して「子供向け」として妥協したりせず、結果的にそのクオリティはだれが見ても傑作と思える水準に達しているのです。

こういうアニメを見ていると、実写もアニメも区別はないよなぁと思ってしまう。これは、技術的発展という以上に、作り手の意識が、アニメと実写の間の違いを超えようと狙っているのだと思う。

それは登場人物たちの表情やセリフの作り込みに表れている。本物の俳優に演技させて後から絵にしているのかもしれない。でもそれだけでなく、脚本や絵の構図も実写を思わせるのです。

その点日本のアニメは、実写とアニメを別物ととらえているところはないかな。

スリルも興奮も感動もある、子供が見ても大人が見ても満足できる、素晴らしい映画です。


レミーのおいしいレストラン オリジナル・サウンドトラック
サントラ
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