ニック・ドレイクというシンガー&ソングライターを知っていますか?
1970年代にイギリスで活躍したアーティストだそうです。
だそうです、と言うのは、私がこの人を知ったのはごくごく最近のことだから。
『終わりで始まりの4日間』という映画を見て、そのサントラに彼の曲が使われていて初めて知りました。
この人は生前はまったく売れなくて、3枚のアルバムを残したのですが、ドラッグ中毒で70年代半ばで亡くなったとのことです。
それが、70年代の終わりぐらいから急に再評価されるようになり、今では多くのミュージシャンから尊敬されています。
私は最近になってその3枚のアルバムを聞いたのですが、どれもとてもとても素晴らしい音楽です。アコースティクギター主体でどれも静かな雰囲気の曲で、メロディがすばらしい。
メロディのすばらしい曲というのは、才能のある音楽家にしか書けません。アレンジは楽器の組み合わせなどで誤魔化すことができても、メロディは誤魔化すことができないからです。
彼の曲は、とても静かで、この世界から50センチほど浮いているような感じです。この世界にあるのだけど、もう一つの世界に足を踏み入れているような。この世界ではないどこかの世界を音楽で見せてくれています。
彼の曲を聴いていると、遠くのほうを見つめている気分になります。
1970年代にイギリスで活躍したアーティストだそうです。
だそうです、と言うのは、私がこの人を知ったのはごくごく最近のことだから。
『終わりで始まりの4日間』という映画を見て、そのサントラに彼の曲が使われていて初めて知りました。
この人は生前はまったく売れなくて、3枚のアルバムを残したのですが、ドラッグ中毒で70年代半ばで亡くなったとのことです。
それが、70年代の終わりぐらいから急に再評価されるようになり、今では多くのミュージシャンから尊敬されています。
私は最近になってその3枚のアルバムを聞いたのですが、どれもとてもとても素晴らしい音楽です。アコースティクギター主体でどれも静かな雰囲気の曲で、メロディがすばらしい。
メロディのすばらしい曲というのは、才能のある音楽家にしか書けません。アレンジは楽器の組み合わせなどで誤魔化すことができても、メロディは誤魔化すことができないからです。
彼の曲は、とても静かで、この世界から50センチほど浮いているような感じです。この世界にあるのだけど、もう一つの世界に足を踏み入れているような。この世界ではないどこかの世界を音楽で見せてくれています。
彼の曲を聴いていると、遠くのほうを見つめている気分になります。