joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

人の幸せが怖い

2005年03月06日 | reflexion
最近は夜1時には布団に入るようにしています。生活パターンが健康的になりつつある。

なのに、気分的になんだか疲れ気味。なんだかどんよりしています。

「疲れている」というのは、休んでいいというサインと受け取っていいのかな。


実は、怠惰な人ほど、内面での自己攻撃が激しくて、体中のエネルギーを消耗して生きているという話を聞いたことがあります。そうだろうと思います。周りの目を気にしたり自己攻撃したりして、へとへとになっているのだと思います。

私たちはどこかで、人間は苦労しなければならないと思い込んでいます。人が人を攻撃するのも、つきつめれば、あなたは苦労していないから何も分かっていないと言っていることが多い。

批判や攻撃とは、「あなたは苦労の経験が足りない」という心の声です。たとえ若い世代による「旧世代」への攻撃だとしても、そうです。

そして、「あなたは苦労の経験が足りない」とは、「あなたにはもっと苦労してほしい」という声ですね。批判や攻撃とは、「他人が苦しまなければ自分は幸せになれない」という要求ですね。

それに対して、相手と自分がラクに一歩前に進む考えに行くことが、建設的な議論の特徴です。

「正しい」ことを言う人の多くは、相手が進歩することよりも、「苦しむ」ことを望んでいる。他人が「苦しむ」ことを望むかぎり、自分もラクにはなれない。たとえ「正しい」ままだとしても。


涼風