野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

「きまぐれや」から始まった「富研号」の物語

2019年09月28日 23時33分27秒 | こちら「831放浪記♪」

さて、7月に念願かなって頂くことができた、
幻のスイカ「富研号」。

民間の種苗会社が育種し、
一番最初にデビューした品種でもあります。

それを求めて、ボクは奈良県奈良市月ヶ瀬町
(奈良県三大梅林の一つ、月ケ瀬梅林があるところです)まで行ってきたのですが、


ドラマの連続でした。

月ヶ瀬に向かったのは7月末。

この日の朝、大淀町大岩にある
モーニングだけの喫茶店「きまぐれや」で、モーニングを頂いて向かうことに。


頂いたモーニング。
この日はホットサンドでした。

ボク以外のお客様は御所市から来られた、お年寄り夫婦。

偶然スイカの話題になり、奈良市月ヶ瀬で「富研号」のスイカを復刻していることをお話しすると、
そのお年寄り夫婦は、

「食べたことがある!昔は(そのご夫妻が住んでおられた)一帯はほとんどそのスイカが育てられてた」
とのこと

いきなり富研号をご存じな方がいらっしゃり、話が盛り上がりました。

で、僕はゲン担ぎのため、マイパワースポット「長谷寺」のある
初瀬(桜井市初瀬)経由で月ヶ瀬に向かうことに。

月ヶ瀬にある「ふれあい市場」というところで、そのスイカが売られているとの情報を頂きました。

そして到着。
でも、見当たらない。

そこで、スタッフの方に問い合わせることに。

すると、農家さんに確認してくださり、
なんと、ちょうど収穫の真っただ中とのこと。

とある集落の小さな選果場に農家さんがいらっしゃるとのことで、
そちらに向かうことに。


スタッフの方に教えてもらった行き方をもとに、車を進めるが、
道は狭くなるし、建物がなく原っぱみたいなところへ。

「こんなとこにホンマに選果場があるのかな?」と思うと、それらしき建物が見えてきて、
原っぱのど真ん中みたいなところに、おばちゃんが手を振って立ってました。

そのおばちゃんが、農家さんの奥様でした。

車が来るのを、待ってくださってました。

で、そこには小さな選果場があり、
ご主人の姿が。

で、ご案内されて、富研号初対面!

こちらの農家さん。
普通の大玉スイカと、小玉スイカ(品種:ひとりじめボンボン)と、
富研号の3種類を栽培。

大玉スイカと小玉スイカは形がそろってましたが、
富研号はカタチ場所もちろん、姿も様々な表情をしていました。

農家さん曰く、「プロでも形をそろえるのが至難の業」とのこと。
もともとから見た目が揃いにくい品種だそうです。

さらに、富研号を食べたいという知人がいることを思い出し、2玉購入することに。

ads.FM(FMなばり83.5)にラジオ番組の出演のために向かうことに。

この日はパプリカとスイカ!
富研号にも触れることに。

放送終了後に、富研号を手に入れるまでの出来事を話すと、スタッフの方から、
「この話をずっとされたほうがよかったかも!」

今度は「幻の野菜を求めて」などというタイトルで、
希少な野菜果物を手に入れるまでの物語を伝えるコーナーを考えてみたいと思います(笑)

そのあと、知人のところにそのスイカをお届けしたのでした。
しかも帰りもまた初瀬経由。

富研号。
また、来年もいただきたいですね。
そして、その農家さんご夫婦、お元気なんかなぁ?

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