淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

これは面白いっ! 映画「トランスフォーマー リベンジ」は息もつかせぬ150分!

2009年08月04日 | Weblog
 いやあ。
 この映画は面白かった。
 と言うものの、ほとんどの映画ファンは、もう既に観ちゃっているんだろうけど・・・。
 やっと観ました、「トランスフォーマー リベンジ」。

 スティーヴン・スピルバーグとマイケル・ベイのコンビで大ヒットしたSFアクション大作の続編である。
 前作、つまり第一作も大変面白い映画だったけれど、今回の続編、完全に前作を超えている。

 こういう映画、理屈なんていらない。
 深刻ぶる必要なんて全くないし、お金を払った分、冷房の効いた映画館の大スクリーンの前に座ってとことん楽しめばいいのである。
 僕は個人的に、この「トランスフォーマー リベンジ」、今年観た8月現在時点において、SFアクション・アドヴェンチャー映画の中では一番面白かった。

 金属生命体集団オートボットに負けた悪のディセプティコンが、復讐のため地球へ再襲来する。
 第一作で大活躍したサムは、故郷をあとに大学生活を送ることになり、恋人であるミカエラとも遠距離恋愛することに。
 そんなある日、サムは、金属物をトランスフォーマー化するパワーを持ち、トランスフォーマー同士の争いの元となった「キューブ」の破片を発見し、彼の体はキューブから情報が刷り込まれ、新たな戦いの火種を抱えてしまうことになる・・・。

 「イーグル・アイ」や「インディ・ジョーンズ」などで大ブレイクしているシャイア・ラブーフが、今回も主人公を演じていて、他のスタッフもほぼ前作と同じである。
 でも、面白さは数倍跳ね上がっている。

 映画の冒頭からアクションの連続だ。
 物語の背景は前回きちんと語っているわけで、そうなると二作目は、最初からフルスロットルで最後まで飛ばすだけ。マイケル・ベイも撮りやすかっただろう。

 CGだと解っていても、ここまで徹底的にアクションを連発すると、あっぱれというほかない。
 特に、ラスト30分は圧巻である。
 エジプトのピラミッド周辺を舞台に繰り広げられる、金属生命体集団オートボットと悪の集団ディセプティコンによる壮絶なバトル戦。
 そこに、アメリカ軍が加わるから、もう凄まじいまでの戦闘絵巻へと昇華する。

 今回、あの大雑把なマイケル・ベイ監督が、それぞれの人物像を上手に動かし、映画そのものを奥深いものにしていて、それもこの映画が成功した要因の一つだろう。
 くすっと笑わせたり、ちょっとした息抜きのエピソードを混ぜたのもいい。

 まだこの映画を観ていない人(って俺だけかも)、すぐさま映画館に向かうべし。



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