淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

フジテレビ月9新ドラマは錦戸亮主演の「トレース~科捜研の男~」は可もなく不可もなく。船越英一郎がちょっと・・・。

2019年01月10日 | Weblog
 次々と始まった冬季テレビの新ドラマ。
 当然、すべてのドラマを観続けることなんて不可能なので、長年培ってきた「カン」?に頼ってセレクトすることになってしまう。そういう意味では見逃した良作も幾つかあるかもしれない。

 昨晩も日テレ夜10時から始まった、「家売るオンナ」の続編、「家売るオンナの逆襲」を観た。
 北川景子が主演するライトなコメディ・ドラマで、仲村トオルや千葉雄大やイモトアヤコが脇を固めている。今回からは新たにライバルとして松田翔太も加わった。
 観ていて、何度か笑ってしまった。

 これはマジで誉め言葉で言っているんだけれど、こういう軽めのコメディ・ドラマだとか、肩の凝らない2時間枠のサスペンス・ドラマが大好きで、観ることが多い。
 でもその時は、ほんと、なーーーんにも考えず、というかまったく気張らずに、テレビを点けたまま部屋の電気を消し、ひたすら、ぼんやりと観続けるのである。
 これがいい。これが本当に癒されるのだ。

 いつも中々熟睡することが出来なくて苦しんでいるのだけれど、こういうジャンルのストレスフルな一話完結型テレビドラマを、心を無にして観ていると、少しずつ眠気を催してきて、そのうちウトウトとしてくる。これがいい意味での睡眠誘発剤になる。

 もちろんこれは、そういう類いのドラマを卑下しているのではない。
 面白くないドラマだったら、こういう心地よいトランス状態なんて生まれないだろう。観ていてイライラしてくるようなドラマだったら、逆にストレスになって、目が冴えて眠れなくなってしまうに違いない。

 ちょっと前置きが長くなっちゃったけれど、で、新しい「月9」ドラマである。錦戸亮主演の「トレース~科捜研の男~」。
 観ました。灯りを消さずに。ちゃんと。真剣に。

 最初、このタイトルを聞いたとき、テレ朝の人気ドラマ「科捜研の女」を挑発してんのかいと、ちょっと気分が悪かった(別に「科捜研の女」のファンではありませんが)。
 でも、今回のドラマには漫画の原作「トレース~科捜研法医研究員の追想~」があることを知って、少しは納得した。

 ドラマ「トレース~科捜研の男~」の主演は錦戸亮。冷静で優秀な科捜研法医研究員を演じている。
 ところが彼は、依頼された事件に対して疑問が沸くと夜を徹して調べまくるなど協調性はまったくなく、科捜研の中ではかなり浮いた存在となっている。しかしそこには、彼自身が幼い頃に体験した、何者かによる両親と姉への惨殺と兄の首つり自殺が深いトラウマとなって彼の心を蝕んでいた・・・。

 まあそれなりに出だし好調なのだけれど、ベテラン刑事役で出演している船越英一郎が、あまりにも粗暴というか、身勝手というか、うるさく怒鳴り散らして喚くだけというか、観ていてストレスだけが倍増してくる。

 それに、強引で身勝手な刑事というキャラクターは百歩譲って分かるとしても、科捜研の錦戸亮や新木優子の意見や推理を完全無視して毛嫌いしていながら、わざわざ科捜研までやってきて、懇切丁寧に現在の捜査状況を2人に話して聞かせるということをしたりするのだ。
 なんやねん、この刑事。
 脚本と演出が悪いのだと思う。

 それでも初回のラストで突然現れた、千原ジュニアの狂気に満ちた笑みは怖く、次への期待は大きく膨らみますが・・・。

 とにかく、船越英一郎演じる刑事の濃過ぎるキャラ、もう少し抑えてほしい。船越栄一郎さん自体は、全然悪くないですけどね。








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