淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

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長谷川博己主演TBS日曜劇場「アンチヒーロー」第1話、初回見逃し再生数260万回超え「Destiny」第2話、そして「Disney+」の「SHOGUN 将軍」第9話。279

2024年04月18日 | Weblog
 4月14日日曜日から始まったTBS新番組ドラマ、長谷川博己が主演する日曜劇場「アンチヒーロー」の第1話「Episode 1 -接点-」を、「ネットフリックス」で観た。
 やっぱりTBS日曜劇場にハズレはなかった(前回の西島秀俊と芦田愛菜が共演した「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は観なかったけど)。もちろん、「アンチヒーロー」まだ初回ですが。
 それにしても、さすが「ネットフリックス」。予め前もってドラマをテレビ録画予約をしておく必要もないし、コマーシャルを除いたそのままのドラマ本編を直ぐに観ることが出来るので、すんごく嬉しい。
 少しの時間差はあるけれど・・・。




 初回は、弁護士の明墨(長谷川博巳)が町工場で起こった社長殺人事件の被告人(岩田剛典)弁護を務め、彼の無罪に向けて動き出すという内容になっていて、長谷川博巳は「殺人犯をも無罪にしてしまう」というダークでニヒルな弁護士を演じている。
 脇を固めているのが、同じ法律事務所で働く同僚弁護士役に北村匠海と堀田真由、パラリーガル役に久しぶりの大島優子、東京地方検察庁の検察官に木村佳乃(なんか主人公と訳ありな雰囲気)、そして検事正が野村萬斎だ。
 いつものドラマ・パターンであれば、初回、物語の主人公とその周りの主要人物たちの背景なんかをなぞってゆくので、そこでもう苛々感を募らせることがあったりするけれど、「ダークヒーロー」はのっけから裁判シーンをぶち込み、とにかくスピーディーなドラマ展開をみせる。
 それに、正義感溢れる弁護士ヒーローではなく、違法すれすれの行動をしながら裁判で無罪を勝ち取るワルという逆転の発想で、その行動の先に何かが隠されているらしい、謎の部分を匂わせているところが斬新だ。
 長谷川博己主演TBS日曜劇場「アンチヒーロー」、まずは無難なスタートです。



 そして、初回見逃し再生数がなんと260万回を超えたという、テレ朝のドラマ「Destiny」、その第2話。
 大学時代に不可解な交通事故死をしたカオリ(田中みな実)の事件を発端にして、ドラマはここから急展開をみせる。
 主人公である横浜地検検事の西村奏(石原さとみ)が、大学時代の恋人だった野木真樹(亀梨和也)と12年ぶりに衝撃の再会したことで、物語は一気に動き出し、そこに野木真樹(亀梨和也)の父親である弁護士(仲村トオル)が絡み、過去の事件とも緩やかにリンクしてゆく・・・。
 これまた面白いドラマだと思う。
 びっくりするのは、石原さとみの演技力。あの昔の可愛い子アイドル役者の面影などここには一切ない。巧くなった。まさしく力演といっていいたろう。
 亀梨和也と田中みな実との恋愛スクープの影響だけは、まだ微妙に残ってはおりますが・・・。



 最後は、大きなクライマックスを来週の配信で迎えることになる(次週が最終話だ)、「Disney+」の戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。
 ラスト直前となる第9話を観た。
 関ヶ原の戦いをベースに据えたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」を原作にした、真田広之を主人公に(徳川家康をモデルにした虎永という人物を演じている)、ハリウッドの製作陣によって制作されたドラマシリーズで、実在したイギリス人航海士、三浦按針が体験した日本の戦国時代が描かれてゆく。
 ただ、観てゆくと、物語の主人公は三浦按針でも虎永でもなく、これまた実在の細川ガラシャをモデルにした、鞠子という按針の通訳を任せられた薄幸の女性ではないのかとまで思ってしまう。
 それほどこの鞠子の存在感が凄い。
 演じているのは、アンナ・サワイというハリウッドで現在活動している女優で、日本語も英語も、そのセリフ回しが素晴らしい。
 特に、今週配信された第9話では全編大活躍。このドラマが終わったら、もの凄いドラマ出演のオファーが舞い込むのではないか?
 来週配信される「SHOGUN 将軍」最終回、今から待ちきれない。






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