今話題の漫画「DEATH NOTE」を読んだ。
一巻だけをとりあえずと思って読んだら、やっぱり次が読みたくなってくる。中々面白い。
小畑健の漫画タッチって、ちょっと冷たい線で、大人っぽい描き方だから、こういう漫画の匂いをよく捉えている。
でも「愛・友情・勝利」の少年ジャンプが、よくこういうちょっと過激な漫画を連載させたものだ。確かに、最近のジャンプを含めた少年誌は発行部数が激減して、そのシェアを青年誌に奪われている感があるけれど、異質であることに変わりはない。
死神が人間界に落としてしまった「DEATH NOTE」。
この黒いノートに、思い描く人物の名前を記入すると、その人間は必ず死ぬ。例えば、死因書かずに名前だけ記入すると「心臓麻痺」で、それから名前のあとに死因を特定して書き込むと、必ずその死因で死ぬのである。
そのノートを拾った人間は、それを持つ事自体を拒否することも勿論可能だ。しかしその場合は、記憶を消され、また普通の日常に戻されるだけだ。
漫画は、それを拾った、夜神月(らいと)という全国共通模擬試験第1位の天才少年を中心にして描かれてゆく。
彼は、この世界を浄化しようと、世界中の凶悪犯を「DEATH NOTE」に書き込み、次々と殺してゆくのだ。
そしてそれに絡んでくるのが、その死のノートを落とした、死神のリュークという男。当然、人間界においては、らいと以外その姿を見る事は出来ないのだけれど、このキャラがまた何ともすっ呆けていて面白い。憎めないキャラなのである。
まあ、そういう点が漫画の持つ長所でもあるのだけれど。
「DEATH NOTE」は、コミックスで既に10巻まで発売されている。
小畑健は「ヒカルの碁」に次ぐ大ヒットである。
そして、この漫画、遂に実写として映画化が決定した。
主演は藤原竜也、監督が金子修介。
金子監督は期待できそうだ。何せ、あの「ガメラ」を復活させた男で、これまでも数々の秀作を生み出している素晴らしい監督である。
それに映画版の「DEATH NOTE」は、二部構成になるようで、若干の期間を置いて連続的に上映してゆくらしい。
漫画は、過激で、少年誌に相応しい内容かと問われれば、ちょっと疑問も残るけれど、原作者は、そういう点を考慮してか、科白に偏りを避けるような配慮もまたしている。
最終的にどのような顛末を迎えるのか、大変興味があるし、日本の漫画の最近における秀作のひとつであることに間違いはない。
一巻だけをとりあえずと思って読んだら、やっぱり次が読みたくなってくる。中々面白い。
小畑健の漫画タッチって、ちょっと冷たい線で、大人っぽい描き方だから、こういう漫画の匂いをよく捉えている。
でも「愛・友情・勝利」の少年ジャンプが、よくこういうちょっと過激な漫画を連載させたものだ。確かに、最近のジャンプを含めた少年誌は発行部数が激減して、そのシェアを青年誌に奪われている感があるけれど、異質であることに変わりはない。
死神が人間界に落としてしまった「DEATH NOTE」。
この黒いノートに、思い描く人物の名前を記入すると、その人間は必ず死ぬ。例えば、死因書かずに名前だけ記入すると「心臓麻痺」で、それから名前のあとに死因を特定して書き込むと、必ずその死因で死ぬのである。
そのノートを拾った人間は、それを持つ事自体を拒否することも勿論可能だ。しかしその場合は、記憶を消され、また普通の日常に戻されるだけだ。
漫画は、それを拾った、夜神月(らいと)という全国共通模擬試験第1位の天才少年を中心にして描かれてゆく。
彼は、この世界を浄化しようと、世界中の凶悪犯を「DEATH NOTE」に書き込み、次々と殺してゆくのだ。
そしてそれに絡んでくるのが、その死のノートを落とした、死神のリュークという男。当然、人間界においては、らいと以外その姿を見る事は出来ないのだけれど、このキャラがまた何ともすっ呆けていて面白い。憎めないキャラなのである。
まあ、そういう点が漫画の持つ長所でもあるのだけれど。
「DEATH NOTE」は、コミックスで既に10巻まで発売されている。
小畑健は「ヒカルの碁」に次ぐ大ヒットである。
そして、この漫画、遂に実写として映画化が決定した。
主演は藤原竜也、監督が金子修介。
金子監督は期待できそうだ。何せ、あの「ガメラ」を復活させた男で、これまでも数々の秀作を生み出している素晴らしい監督である。
それに映画版の「DEATH NOTE」は、二部構成になるようで、若干の期間を置いて連続的に上映してゆくらしい。
漫画は、過激で、少年誌に相応しい内容かと問われれば、ちょっと疑問も残るけれど、原作者は、そういう点を考慮してか、科白に偏りを避けるような配慮もまたしている。
最終的にどのような顛末を迎えるのか、大変興味があるし、日本の漫画の最近における秀作のひとつであることに間違いはない。