MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

宮古島の蝶 その1

2015年07月06日 | 昆虫

表題に『宮古島の蝶』と上げる程、今回はあまり撮れていません。

さすがに5年連続で同じ時期、沖縄に来ると、何度も撮っている蝶も多く「まあ、いいか…。」と、なってしまうこともあります。(^^;)

とはいえ宮古島滞在は初めてなので、結構期待していたのも事実です。

 

宮古島に着いた6月30日、レンタカーを借りて空港からホテルまでの道中(20分程でしたが)、蝶を1頭も見なかったのには少し驚きました。

「おいおい、大丈夫かな~?」(>_<)

おまけに最初の3日間はかなり南風が強く、島の南側にあるホテルのリゾートエリアは初日に見て回る予定だったのですが、ここは「歩くだけ無駄!」と即中止。

こうなると出かける場所はアカショウビンなどで有名な山林地区に隣接している植物園しかありません。

(蝶を撮るのに花がない…ではどうにもならないので)

ここなら地形的に風裏のエリアも多いので何とかなるはずです。

一夜明けて7月1日、ちょっとゆっくり目に9時頃植物園に向かいました。

(それにしても最低気温28℃で日中晴れると暑いですね~。)

近づくにつれ蝶が好むセンダングサが道の両脇に見え始めると、早速、スジグロカバマダラがたくさん吸蜜しています。

これでまず気分的に一安心。

車を止めて様子を見ると、見たことあるような無いような蝶が…。

チラ見状態では、以前八重山で撮ったナミエシロチョウだと思っていました。(…実際は違うんですけどね)(^^)

EOS7D MarkⅡ + EF70-300mm f/4-5.6L IS USM    ISO400  1/1000  f/8

その近くには

こんな前翅が尖った形のシロチョウが…。

記憶にないので、どうやら初めて撮る蝶のようです。

ホテルに帰ってから蝶の図鑑で調べたところ【カワカミシロチョウ】という「非土着種(または外来種)」蝶でした。(その雄です。)

でも、かなりの数がいましたので、もう既に繁殖してる可能性もありますね。

1枚目のナミエシロチョウだと思っていたのはこのカワカミシロチョウの雌であることも解りました。

予想外に最初からライファーゲットとは…。

幸先良いじゃないですか~。(^-^)

今回お初は少なかったので、今日はその分を上げておきます。

前々回、宮古島から更新した写真とダブりますが、既に撮ったと思っていたこの蝶も初めてだったことが、自宅に帰ってから解りました。

ウラナミシロチョウの雄です。  ISO400  1/250  f/5.6  (これだけレンズはEF100mm F2.8L マクロです。)

カワカミシロチョウと良く似ていますが、翅裏のさざ波模様が特徴です。

ホテルにたくさんいた蝶なのに、この蝶の写真はこの1枚だけしかありません。

ライファーだと解っていたら、もう何枚か撮っておくんでしたね~。(-_-;)

次も以前と同じ蝶ですが、植物園で撮ったものを…。

デュランタの花で吸蜜するクロボシセセリです。  ISO500  1/800  f/5.6

宮古島で見たセセリチョウはこれが多かったと思います。

最後は正確に言えば初めてではありません。(雄は撮っているので)

ナガサキアゲハの雌です。  ISO800  1/400  f/5.6

3日目はかなり暑さに参っていたので、ハイビスカスが咲いていて日陰で待機できる場所に腰を落ち着けていたら、フワフワと優雅に現れました。

やはり沖縄でハイビスカスにアゲハは『定番』ですね。

 

東京に帰ってきたら、毎日雨で涼しいこと…。

何でも1週間連続で降水が続いているそうですね。

出かけられないので、休養を兼ねてノンビリ写真の整理をしています。(^-^)

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