おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

妓王寺にて

2011-02-28 22:41:30 | 湖国日記
夕べ、あまりに眠くてブログアップを途中で諦めたんやけど、
時計を見たら、丑三つ時でした・・・(汗)
宵っ張りにもほどがあるし~

相変わらず、段取りの悪い私なんで、仕事も遅い・・、やなくて、遅くまでやってる、でして。
〆切りがある仕事なんで、しゃあないですけどね・・(汗)

さて、続き・・・でした。

 

妓王寺です。
あの、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・」でおなじみの平家物語、
そこに出てくる、美しい姉妹、妓王と妓女のゆかりのお寺ですね。

今まで、何度かチラッと紙面に書いたことはあるんですけどね。
じっくりとは、書いたことないお寺です。
つまり、中まで入ったことないんですわ。

「火渡り神事」のあった、菅原神社のすぐ近くにあるんですけど、
私のブログにリンクさせていただいてる、dendoroubik さんのおかげで、
ご町内の方に開けていただき、一緒に拝観させていただいたんですよ。
本当に、ありがとうございました~!

来年のNHK大河ドラマ「平清盛」で、また盛り上がるかも?ですが、
清盛の寵愛を受けた白拍子、妓王、妓女姉妹。
この二人の出身地が、野洲の江部と言われてるんですね

祇王が、ある時清盛に何か願い事はないかと尋ねられ、
故郷の江部荘には流水がなく、里人が水に飢えているので救済してほしいと訴えたとか。
清盛は快く承知して、野洲川から琵琶湖の下野田浦まで、
12kmに及ぶ水路を建設したんやそうな。
そして、妓王のためにここにお寺も建ててあげたんやて。

その後、清盛の寵愛は仏御前の出現で終わるんやけど、
里人は祇王の恩恵を称えて、その水路を「祇王井川」と名付け、
妓王の死後、お寺は妓王寺と名付けて、里人が守っていくんですね。

ちなみに、その水路は今もちゃんと現役で残ってるんですよ。

祇王寺には、妓王、妓女と、やがて、同様に清盛に捨てられた?
あの、ライバルやった仏御前も祀ってあるんやとか。
そんなくだりも、ドラマに出てくるんかしらね~

裏側に回ってみたら、年代を感じさせるお寺の屋根瓦が目に入りました。



古びたブロック塀が、なんかよけいに朽ちた感じがするけど・・・
開けてくださった町内会長さんの奥様(多分?)曰く、
長く尼さんが住んでおられたそうやけど、檀家のないお寺なんで、
その後は、近くのお寺がお勤めなどをされてるそうです。

「あんじゅさんがおられた頃は、このお寺も、
全国尼寺の会とかいうのに入ってたんやけど、
 亡くならはってからは、そこはやめて、もう、地元だけで守ってます」

 尼ネット!?  そんなんがあるんかしらね~ (苦笑)

ちなみに、浄土宗。うっとこと同じ。

毎年8月下旬に、旧10か村が集まって、二人の供養をされるようですよ。


さてさて、オマケですが・・・

来年のNHK大河といえば、脚本はあの、「ちりとて」の原作者、藤本さんらしいね~
伏線バリバリにはりめぐらされた? 笑えて泣ける・・やったり?

そういえば、今朝の朝ドラ「てっぱん」。
一昨日、友だちからのメールで

「月曜日の『てっぱん』に、吉弥さんが出るって話が・・・」

え~っ? 何の役?
お好み焼きやさんの客?

なんて、思ってたら、駅伝くんがi-potで聞いてた「落語」、
吉弥さんの、「崇徳院」でしてん~!

そんな、コラボ~?

けど、「ちりとて」ファンのみ、うれしいコラボでした!(笑)