おかんのネタ帳

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菅原神社 火渡り神事

2011-02-26 23:17:34 | 湖国日記


昨日は、朝から野洲の菅原神社まで行ってきました~
毎年、2月25日に行われる、「火渡り神事」を見に行ったんですね。
近いのに、いつもこの日は用事があったりして行けなくて。

けど、朝からメールは来るわ、電話ははいるわ・・・覚悟はしてましたけどね。
やっぱり、午後から、めっちゃ、忙しい状況になりましたわ・・・(汗)



10時には、護摩たきが始まってましたね。
資料によると、護摩壇には、1万本余の護摩木とヒノキの葉が積まれてるとか。
勢いよく燃える火の周りで神職の人が祈とうをしてはるんやけど、
燃えすぎるのを押さえてるのか、周りから尺で水をまきながら、
燃やしてはるんですね。



ちなみに、護摩木にお願いごとを書くのは500円、でしたね~



火が弱まると、氏子らが4メートル四方に燃え殻を広げて、「火渡り」の準備。
神楽の演奏もありました。



宮司さんがお浄めの寒水行をして、先達として「火渡り」をします・・が、
昨日は、アクシデントというか、火の勢いがありすぎて、
境内にある大きな杉の木に火種が移ったんですね~



ハシゴは出てくるし、年配の氏子さん?がホースを持って登って放水・・・



とても届かず、結局、消防用ホースが登場・・・



みんな、あっちを見たり、こっちを見たり。



そんな大騒動を横目に、宮司さんは、着々と寒行水をへて、
いよいよ、「火渡り」です。



ナニをいただいてはるんですかね?
ようわからんのやけど・・・渡りきったら、手前の人の神職の人に渡しました。
続けて、氏子さんらが渡り、一般の方が渡ります。
宮司さんが一人一人に注意を授け、巫女さんが、ちりんちりんと、鈴を鳴らします。
神事、なんですね~



燃え殻の上を素足で歩き、足裏のツボに一年に一度御神火をいただくことで、
病気平穏・子授け・活力増進に霊験あらたか、なんやそうです。



「火渡り」は1500円。
受付時に渡された足型守(あしがたまもり)という紙を手に持って、
熱い燃え殻の上を素足で一歩一歩ゆっくり進み、
渡り終えた時に両足の裏に墨を付けて足型守に足型を押します。









この足型守を寝室の壁に貼っておくと願いがかなうらしいですよ~。
う・・ん、見てるより、やっぱり、体験したかったような・・・
先着130人らしいです。

ちなみに、この「火渡り」。
お寺では多く行われてるらしいんやけど、神社で行われるのは全国的にも珍しくて、
案内する放送でも、何度も言うてはったし、門のところにも、
「天下の奇祭」と書かれてました。
そうそう、

「見たか、聞いたか、歩いて見たか」なんて、書かれた看板もありましたね~



冬場は、お祭りも少ないんやけど、
天下の奇祭に、何とか行けて良かったです。

それに、ふだんは開いていない、あの、妓王寺も詣ることができたんですよ~。

また、続きは明日。

あ、明日は、彦根行きやった・・・もう寝やな。