CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

2015年、秋場所・・・雑感。

2015-09-19 22:29:15 | お相撲(スポーツ)のこと
毎日書きたいこと満載の秋場所です。

さらっと、書いてみましょうか・・・

稀勢の里は、解説者はイマイチというけれど、
イマイチなのかどうなのか私にはわからないが、いつもの場所と違う感じがする。
前にも少し書いたが、落ち着いて見えるのである。
やっと勝っている・・・という人もいるが、
まぁ、万全ではないけど、何か秘めたものを感じる気がするんだけど。
その稀勢の里が一昨日、黒星を喫した。
私はTVだが、リアルタイムでその取り組みを観た。
時間一杯の仕切りの時、私は、稀勢の里の呼吸が気になった。
相手との呼吸ではなく、稀勢の里自身の呼吸だ。
その厚い胸板が、動いていた。
それも、少し早い感じがした・・・ん?どうした、呼吸が浅いんじゃないか!
私が振り返り、家人に「稀勢・・・負けるかも、呼吸が荒い」と言った。
そして、見事に予感が的中した。
相手は、ノリに乗っていた関脇栃皇山だった・・・
集中できなかったのではないか、私はそう思っている。

今日の相手は、逸ノ城。
まぁ・・・褒められた相撲ではないが、勝った。
雑な相撲になりがちな逸ノ城に救われた感じだった。

さて、その逸ノ城だけれど、幕内に上がって来た時には照ノ富士より
注目を集めている時期があったが、ここ数場所、思うように相撲が取れていない。
あるところまでは、馬力で一気に上がることができるが、
その先は、そう簡単にはいかない。

相撲力というより、怪力である程度までは上がるが、
その先は、なかなか番付が上がらない。

逸ノ城は、モンゴルから照ノ富士とやってきて、
高校の寮が同室だった事は有名だが、照ノ富士の方が相撲が上手かった。
力という点では、逸ノ城の方が何枚か上手だったのだろう。
でも、相撲の上手さでは、照ノ富士の方に軍配が上がる。
それとこの二人の差と言えば、
部屋にどれだけ上位の関取がいてくれるかということが大きく影響する。

今日の逸ノ城は、雑な相撲が出てしまっていた。
丁寧に取ろうとすると、時間がかかり相撲が止まる。
流れで取ろうとすると、荒さがでる。
上の関取が稽古場にいない事は、逸ノ城にとって悲劇だ。
出稽古をたくさんして、胸を借りて、あたって転がされて、身体が覚える。
それしかないような気がする。

と言うわけで、今日の稀勢の里は、逸ノ城の雑な相撲に助けられたかな。。。

豪栄道は・・・いかんな・・・いつもの悪い時の感じが全身にみなぎっている。
心技体の心だ・・・
豪栄道は、この心が弱いと言うか、持って行き方を知らないというか。。。
今場所、どこかで踏ん切らないと・・・トンネルから抜けられないだろうな・・・
そのためには、さがることをやめるためにも、首投げは封印かな・・・
さがったら、相撲は負けると思わないとなぁ・・・
相撲は、前へ前へですからね、基本。

心技体の心と言うことでいえば、鶴竜。
頑張ってほしいなぁ・・・
でも、本当は、横綱頑張れと思われているうちは、ダメなのかもしれない。
誰か、鶴竜を転がしてくれ!と思われるくらい強い存在、それが横綱なのかもしれない。
とはいえ、鶴竜、一人横綱の重圧の中、なんとか頑張ってほしいと、思う。
真面目で、顔に気持ちのでない鶴竜。
大変な秋場所ではあるが、なんとか照ノ富士との星の差が
これ以上開かないで、千秋楽を迎えてほしいと思っている。
静かな中に秘めた強さ・・・どっしり構えて、この秋場所を乗り切ってほしいと思う。

照ノ富士・・・強いけど、昨日今日はあまり、いい土俵ではなかったなぁ・・・
強引な相撲が目立つ今場所。
気持ちのキープの仕方を心得ている人なので、心配はしていないが、
ただ白星ではなく、どう勝つか・・・を考えてほしい気がする。

書きだしたら、本当にきりがない・・・
嘉風の事も書きたいし、
相撲にムラのある隠岐の海の事や栃皇山の相撲のこと。
書きたいことは、たくさんあるが、
最後は、やっぱり阿夢露、阿武咲のこと。

二人とも、自分の相撲を取っている。
前へ出る相撲・・・二人とも自分の相撲をしっかり取っているので気持ちがいい。

集中して一番一番、怪我をしないように、自分の相撲を取りきってほしいな・・・

さぁ・・・職場が超多忙となるシルバーウィークに突入した。
明日のためにもう寝るとしましょう・・・