CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

風の音が、心地よい夜です。。。

2012-10-22 23:01:07 | 表現にからむ様々なこと
『思い込み、あるいは自分を信じる力』にコメントをいただいた。
すとんさんありがとう。

コメントのお返事はしたけれど・・・大きな間違いだったので、記述しておく。

髪を切られたのは、アブラハムではなく、サムソンという人らしい。

サムソン・・・調べたらびっくり。

あ~~~記憶が曖昧であることは、時として良いことかもしれない・・・
なんて思いながら、サムソンについての記述を読んだ。

で・・・

やっぱり、己の力を信じる心と己と向き合う自分を大切にする物語
私の思い込みのお話を大切にしたいと思った(笑)

でも、『旧約聖書』の記述を間違えて伝えることは、いけない。

牢で髪を切られた人のあのストーリーは、私の創作童話のストーリーにして・・・
主人公の名前は、『すとんさん』ということにしましょう(^.^)
あっ!創作童話書く能力はありませんので・・・私の心の創作童話(笑)


さて、今日は知人と昼食を共にした。
その時に、『音幹』という考え方を話してくれた。
知人いわく、
「何事にも幹が必要。幹があって根もしっかりはって、枝葉も伸び、そして花が咲く」
音域の広さでもなく、音階の正確さでもなく、
その音楽の持っている情感とかそういったものを捉え、表現する力。
そういった意味かと思うが・・・その大切さを話してくれた。

どんなに上手でもこの『音幹』がない人の歌は、みな同じように聴こえる。
『上手さ』に感動するかもしれないが、『歌』に感動できない。
音楽の専門家ではない知人の言葉だったが、目から鱗・・・だった。

日頃、私は、言葉が体についているか・・・などという言い方をする。
シャンソンを歌っていると、メロディー通り歌うとどうしても
言葉が私の体から離れ、手のひらからこぼれ落ちていくような感じになることがある。
そういった部分は、やはり自分の感じたままに唄いたい。

もちろん、そんな深い理由もなく、メロディーがわからず、
間違っているところもたくさんあって、そこはしっかり直さなければと思う。

課題は、山積み。でも、課題があるって素敵だ。

子どもの頃、夢や目標を語った。
「大きくなったら○○になる。」とか、
「来年までに逆上がりできるようになりたい。」とか・・・

だんだん歳をとると、夢を語らなくなる。
そりゃ・・・子どもの時の未来より、これからの未来は少ないかもしれない。
そりゃ・・・長く生きた分、叶わないこと、つまり現実が理解できるのかもしれない。

でも、いま、生きてるんだから・・・夢を持とうと思う。夢を語ろうと思う。
だって、子どもの頃より、確実に(確率的にも)残された時間は、少ないから。
だからこそ、あきらめないで、夢と目標を持ちたいと思う。

もちろん、現実は見えている。
もちろん、こなさなければいけないこともある。社会人としての在り方もある。
それをわかってもなお、手探りしながら・・・

・・・・・知人との話は、そんなふうにまとまって、お開きとなった。

今日も、楽しかった。
今日も、大変なことは置き去りだ。
今日も、楽しいことや出来たことを確認して眠ります。
できなかったことを悔やむより
出来たことを考えながら寝る方が、熟睡できるから。

風の音が心地よい夜です。