CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

思い込み、あるいは自分を信じる力

2012-10-20 10:31:39 | 日記
私には、お守りの首飾りがある。
ネックレスとかペンダントではなく、まさしく首飾りだ(^.^)
photoを添付しようかと思ったが、お守りの力が分散してもいけないので、やめた(笑)

私は、子どもの頃、田園調布カトリック教会の
土曜学校(日曜学校もあったが私は土曜日)に通っていた。

洗礼を受けたわけではなく、信仰もなかった我が家だが、
お転婆で塀の上を歩き回る私を持て余した親が、知人の紹介で通わせたのだろう。

その土曜学校での記憶に残る人名は『アブラハム』である。

長髪だった彼は、自分の力はこの長髪によるものと信じていた。
あるとき牢に入れられ、夜寝ているうちに髪を切られてしまった。
自分は、力を失ったと思い落胆するが、試してみると自分には以前と変わらぬ力があった。

というお話が。。。旧約聖書のアブラハムのことであると私は思い込んでいる。
特に必要もないから、調べていない(笑)

そして、なんて素敵なお話なんだと子供心に思い、その名前を記憶しようと努力した。
「油でハムを焼く・・・油でハムを焼く」と何度も心で繰り返した。
で、翌週の土曜学校。
「先週お話した人の名前を覚えていますか?」とシスターが聞いた。
みんなシーンとしている。私は・・・
「なんだっけ?あんなに一生懸命覚えたのに・・・邦子のバカバカ。なんだっけ?」
と必死で考えた。
シスターが「アブラ・・・」というと、私はすかさず「ハム!!」と言った。
「よく覚えていましたね。」とシスターに褒められた。

私は、2年前のXmasに「はい、お守り」と渡された首飾りを信じている。
一日だって忘れてことはない。
洋服に合わない日は、カバンに忍ばせている。
だから、無いとふと不安になる。アブラハムが髪を失った時のように。

あすナレーションをする琵琶の曲紹介で似我蜂の話が出てくる。
そして、その説明の最後には唯心の浄土・己心の弥陀との言葉があり、
我が心の他に弥陀も浄土もなしとの意味である・・・と結ばれる。

ふと、アブラハムを思い出し、私のお守りを思った。
信じる事や拝むことでで救われると説く宗教もあるが、
実は、信じる己の心、つまり、
己の力があるからこその救いであることを忘れてはならないと思った。

相手が、どうあるかではなく、自分がどうあるのか。
常に己と向き合いながら、人のせいにすることなく・・・

つらつらとそんなことを考えている、今日この頃です。

日格差・・・

2012-10-20 00:19:41 | 日記
一日の寒暖の差を日格差という。

今朝は、冷え込んだ。
朝7時過ぎ、外気温は11度。
昼過ぎには、日差しもあり気温も上がった。

この寒暖の差が多くの恵みをもたらす事を
今日、正確には昨日の『NHKのゆうどき』で伝えていた。
乗鞍の紅葉、そして、塩尻のワイン(^.^)

ワインと言えば山梨と思う人も多いのだろうが、
実は、私は塩尻(桔梗ヶ原)派である。

山梨も内陸で盆地。当然、日格差大の地域。
ぶどうも美味しくワイン製造に適している。

が、なぜか私は、塩尻(桔梗ヶ原)派である。
特に、五一ワイン。そして、井筒。
五一は、東京ではあまり見かけない。
イヅツワインの方が発見できるかもしれない。
今日は、五一ワインの林農園が取材されていた。
毎年夏のキャンプで、長野の聖山へ向かう途中、
塩尻で高速をおり、五一の一升瓶を何本か買い込んだものだ。

テレビに映し出され、我が事のように嬉しくなった。
おっ!桔梗ヶ原だ!おっ!五一だ!

今年2月のソロライブの時、お客様にイヅツワインを提供することができた。
そのライブには、井筒の社長の同級生という方がいらしていて、大いに盛り上がった。
桔梗ヶ原のワインは最高だと。    

かくいう私は、アルコールは苦手。
少ししか飲めないのだが(笑)
飲んでなくても、酔っ払ってるみたいに陽気だとも言われる・・・

寒がりの私も、朝の寒さを楽しまなくっちゃなんて考えたりした。

そうだ・・・採血。
右腕、見えない血管を探り当て、血が管に流れ始めたが、思うように血は出てこない。
腕に巻かれたゴムを外したり、グーパーしたり試行錯誤するも、出は悪いまま。
手がしびれてくる・・・「甲でもいいですよ。」
あ~~~自ら言ってしまった。    今年も右手甲から採血と相成りました。
去年みたいな腫れも内出血もなく、しゃんしゃん(^.^)
血管がこんなに見えない私。   
点滴するような自体には、「絶対ならないぞ」と密かに誓った私でありました。