整骨医さん通いも2月を超えたが、なかなか肩の痛みは治らない。整体師さんは、できれば週2回来てほしい、家でも毎日ストレッチを、というのだが、週2回というのがなかなかね。
自宅でのストレッチも、やっているつもりなのだが、なにしろ痛いので、ちょっと伸ばしておしまい、という感じでしかやっていなかった。ちょっとひねると、しばらくうつむいて痛みが引くのを待ちたくなるほど痛くなったりするのだ。困ったものである。
ストレッチの時、よく整体師さんが、はい、力抜いてください、リラックス・・と声をかけてくれる。これは大事で、つい身構えて力を入れてしまうと、ストレッチにならないのだ。しかし、わかっていてもこれが難しい。繰り返し腕を伸ばされたりすると、つい力が入ってしまったりする。
はじめはタカをくくっていたが、治療期間が長引くにつれ、また腕が上がらなくなるにつれ、これは本気で取り組まないと治らないな、と思うようになった。1ヶ月で治っちゃう人もいるが、僕の場合はちょっと重傷らしい。最初に痛くなったのが去年で、しばらくほおっておいたのが今思うといけなかったのかもしれない。
スポーツ選手ではないので、ストレッチに苦しむみたいな経験はないのだが、これからは痛いのを覚悟してぎゅうぎゅうと自分で毎日伸ばすことにしよう。痛いのが人生である。
さて、話は全く変わるが、後半は気分転換に音楽の話をちょっとだけ(例によって大して内容がありません)。
梅雨も明けたが、雨が延々降っていたころ、ふと思いついてシューベルトのピアノをまとめて聞いてみた。なんとなく、だらだらと長いところが似てるなあ、と思って。
僕の場合、シューベルトはブレンデルとシフで聞いたのが最初だ。シューベルトは歌曲は良いが、ピアノ曲は正直それほど得意な方ではない。長すぎるというのか、何というのか。
ポリーニはこれと、さすらい人幻想曲を持っている。持っていて言うのも何だが、以前はどうもポリーニのシューベルトがしっくりこなくて、どうも合わないな、と思っていた。
でも、今回久しぶりに聞いたら実に良かった。特にさすらい人はきれいだ。昔なにが気に入らなかったのか覚えていないが、時間がたつとわかる、ということもあるものなのだろう。
グールドがはまったという、リヒテルのシューベルト。ゆっくりしたテンポで、不思議な楽天性というか、人なつこいような感触がある。
田部さんの初期のCD。これも昔よく聞いていた。田部さんはすっかり大家になられたんですね。
というわけで、前半と後半が全く違う話でした。