ウリパパの日記

自由気ままに・・・

梅雨の晴れ間に磐梯山登山(1) 花と眺望を楽しみながら八方台から山頂へ 2023.6.21

2023-06-23 19:54:08 | 山登り

今週前半は梅雨の中休みとなり、比較的乾いた空気に覆われて過ごしやすい陽気が続きました。木曜日以降は梅雨前線が北上してしばらく梅雨空が続きそうなので、夏至の水曜日に思い切って休暇を取得。今年まだ訪れていない磐梯山まで出かけて、バンダイクワガタの花を見てきました。

水曜日は高気圧が本州上から東海上に移動して南から湿った空気が吹き込む気圧配置です。但し一時的に高気圧の勢力が強まり気圧の尾根が西に張り出す予想となっていました。これなら天気予報通りに青空が期待できそうです。早朝に起床してライブカメラを確認したところ、天気は良さそうなので、朝食後に福島県へ向かいました。

 

笠間のアパートを5時40分に出発、コンビニに寄って飲料水を大量に補給し、常磐道、磐越道を利用して八方台の駐車場に8時40分過ぎに到着しました。平日なので第1駐車場はかなり空いていました。8時45分に山頂を目指して出発です。先月、高原山で同時に両足が攣ってしまった経験があるので、今日はおっかなびっくりです。無理せずいつもよりペースを落として小幅でゆっくり登っていきます。

 

さっそくツクバネソウを見つけました

 

4枚の葉の中央から伸びる茎の先端に花柄を伸ばして花を付けます。4個の外花被片と8本の雄しべ、そして雌しべは1つで柱頭は4裂しています。

 

途中、お目当てのショウキランの開花状況を確認します。1輪既に咲き始めていました。でもほとんどが蕾です。あと1週間もすればピークとなりそうです。

 

昨年と同じ場所にササバギンランが咲いていました。

 

コケイランも満開

 

約25分で中の湯に到着。正面に新緑に包まれた磐梯山が姿を現します。中の湯の木道沿いのミツガシワは完全に終わっていました。ここから山登りを開始します。マイヅルソウが最盛期を過ぎて、クルマムグラが満開でした(写真はありません)。

 

大きな3枚の葉を広げたエンレイソウ。咲き終わっています。

 


しばらく尾根を登ると北側の展望が開けます。正面に桧原湖。予想外に遠望が得られて、残雪の飯豊山から朝日連峰、月山まで見渡せました。

 

左端には飯豊山

 

朝日連峰と月山をズーム

 

朝日連峰

 

ここから残雪の月山を鮮明に見たのは2年ぶりです

尾根の途中からしばらく日当たりの悪い西斜面の登山道となりますが、ぬかるみは無く地面は乾いています。梅雨時とは思えないほど快適な山歩きです。

 

タニウツギが満開

 

ミドリユキザサの群生地を抜けていきます

 

コケイランも満開

 

コケイランの花をズーム 

 

開花目前のクマザサの花。2年前にも、この周辺でクマザサの花を見ました。

 

ひっそりと咲くサラサドウダン

 

お花畑経由で山頂へ向かいます。目的のグンナイフウロ。

 

早くも終盤です。一方で、例年この時期に咲き始めるベニバナイチヤクソウは姿を見かけませんでした。

 

斜面に咲くミヤマキンバイ

 

北側の眺望が開けます。眼下に銅沼と桧原湖。正面には朝日連峰と月山を再び遠望します

 

再び月山をズーム

 

レンゲツツジが満開

 

開放的なお花畑を進みます。正面にはこれから登る新緑の磐梯山

 

左後方には天狗岩と吾妻連山

 

櫛が峰方面からの登山路と合流してしばらく上るとミヤマオダマキが咲いています

 

弘法清水小屋と目指す磐梯山です。ここまで1時間30分弱。花や周囲の景色を見ながらゆっくり登ってきた割にはいいペースです。ここから最後の登りとなります。

 

しばらく急な登山路を上ると東側の眺望が開けます。足元にはハクサンチドリが咲いています。

 

西側には雄大な飯豊連峰

 

標高が上がるとイワカガミが咲き残っています

 

ゴゼンタチバナ

 

ハクサンチドリとミヤマキンバイ

 

山頂付近でようやく姿を見せたバンダイクワガタ \(^o^)/

 

八方台から1時間50分で山頂に到着しました。山頂からは360度の展望が楽しめました(続き)

 


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