ウリパパの日記

自由気ままに・・・

サンカヨウを見ながら磐梯山登山 2024.5.22

2024-05-22 21:13:25 | 山登り

今日は有給休暇を取得しました。例年、今の時期は北関東(奥日光か高原山)にシロヤシオの花を見に出かけています。しかし、昨年は近年稀に見る当たり年でした。今年はその翌年で裏年となるため、どこも花の付き方が芳しくないようです。そこで福島県の磐梯山まで遠征することにしました。バンダイクワガタには半月以上早いので、今日の目的委は最近SNSで話題のサンカヨウです。雨に濡れて透き通る姿は見ることはできませんでしたが、初めて磐梯山でサンカヨウの白い花を見てきました。

 

いつもと同じ時間に起床。5時30分に友部を出発して、途中2回の休憩をはさみ八方台駐車場に8時15分に到着。磐梯山の山開きは今週末のようですが、既に雪も消えたため駐車場には10台以上の先客がいました。とにかく熊との遭遇には留意したいので、登山客が多いほうがありがたいですね。

バンダイクワガタを見に磐梯山に登るのは6月に入ってからなので、5月の登山は初めてです。どんな花に出会えるでしょうか。ハルゼミの鳴き声はまだ聞こえず、カッコウの声が響き渡ります。

 

歩き始めてすぐ、ツクバネソウが咲いていました(帰りに撮影しました)

 

エンレイソウ

途中、登山道からかなり離れた場所にサンカヨウらしい姿を見かけましたが、帰りに探すことにして先を急ぎます。

 

中ノ湯に到着。磐梯山が姿を現しました。

ここから山頂に向かう途中、少し銅沼方面に下り、花の開花状況を確認します。

 

咲いてました。ツバメオモトです。

 

しばらく下るとサンカヨウの群生地です。残念ながら、標高1300m以下ではほとんど終わっていました。残念。

ここで引き返し、山頂を目指します。

 

しばらく尾根を登り、眺望が開けた場所で休憩。眼下に桧原湖(スマホ写真です)。午前中は湿度が低く、朝日連峰から月山が遠望できました。

 

朝日連峰をズーム。西朝日岳から大朝日岳にかけての眺望です。

 

残雪の飯豊連峰(大日岳と飯豊山)

 

しばらく歩くと、サンカヨウが咲いていました。標高1400m~1500mがピークのようです。

 

こちらは咲き始め。あと数日は楽しめそうです。

 

お花畑へ向かいます。ミネザクラの花が満開。いつも訪れる6月にはほとんど散ってしまいます。

 

北側の眺望が開けます。眼下に銅沼と桧原湖、そして西吾妻山

 

 

桧原湖の先に見える月山をズーム。今まで使用していたお気に入りのコンデジが故障してしまったので、最近はCANONのコンデジ(SX720 HS)を持ち歩いているのです。このコンデジ、山の撮影には不向きで、焦点を合わせるのに苦労します。

 

振り返ると雄大な磐梯山。北斜面には雪渓が見えます。

 

日当たりの良いお花畑ではミヤマキンバイが咲いています

 

天狗岩と櫛ヶ峰、その先には吾妻連山

 

ミネザクラ

 

ヤマハタザオの群生

 

ミネザクラと櫛ヶ峰、その先には安達太良山

 

北側には雄大な飯豊連峰

 

足元に咲くヒメイチゲ

 

寄り道したため3時間で標高1816mの山頂に到着しました

 

磐梯明神の祠の先には猪苗代湖を見下ろします

 

田植えが終わった水田と猪苗代湖。湖が広がったような印象・・・那須連山はうっすら

 

会津若松の盆地。西会津の山々は霞んでいます。

 

北西には雄大な飯豊連峰。山頂の高さにうっすらと靄がかかっています。

 

北側には桧原湖。まだ朝日連峰と月山が見えています(スマホ写真)

 

西朝日岳から大朝日岳にかけての朝日連峰をズーム

 

再び月山を超ズーム。昨年6月に磐梯山を訪れた時には、月山の右肩に鳥海山が写っていました。今日は霞んでいるため、それほどの遠望ではありません。

 

最後に東側の安達太良山をズーム。安達太良山にも登ってみたいですね。数年前の6月に、一日で磐梯山と安達太良山の2座を制覇したことがありますが、さすがにその体力はありません。

 

山頂のミネザクラと飯豊連山

今年は季節の歩みが早いので、もしかしたらバンダイクワガタが咲き始めているのではないかと思い、櫛ヶ峰方面のガレ場に足を延ばすことにしました。

 

砂地ではアズマギクが咲いていました

 

八方台から山頂にかけて姿を見かけなかったイワカガミが開花していました

 

まだ咲き始めです

しばらくバンダイクワガタを探しましたが、さすがに早すぎたようです(笑)

 

再びお花畑へ戻ります

 

眼下の銅沼をズーム

 

磐梯山を見上げます

 

再びお花畑から飯豊連山。山頂付近の霞も消えて、すっきりと姿を現しました。

 

磐梯山を左手に見て八方台へ戻ります

 

足元にはスミレが満開。タチツボスミレでしょう。この1枚しか紹介しませんが、赤っぽいスミレが多い印象でした。

 

標高1500m付近のサンカヨウ

 

こちらは咲き始め。登りに見たときはまだ蕾が固かったので、わずか数時間で開花したようです。

 

八方台口からの登山路沿いには、数多くのサンカヨウが自生しています。

 

中ノ湯付近のミツガシワが開花しました

 

芽吹き始めた磐梯山を振り返ります。周囲ではハルゼミの鳴き声。朝は全く聞こえませんでした。気温が上がってきたので合唱を始めたようです。

 

中ノ湯から八方台にかけても、登山道沿いにサンカヨウが自生しています。標高が低いのでそろそろ終盤を迎えていました。

YAMAPの記録では、登り始めて5時間47分で八方台に戻ってきました。今日はいろいろ寄り道をしたので、いつもより1時間30分以上時間がかかってしまいました。歩いた距離はたったの10.1km。花を探しながら彷徨ったためでしょう(笑)。コース定数24、ペースはやや早い(110~130%)と出たのは予想外でした。


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