ウリパパの日記

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紅葉の安達太良山登山(1) 奥岳登山口から薬師岳経由で山頂へ 2020.10.16

2020-10-17 12:39:46 | 山登り

昨日は会社の休日でした。東北地方は移動性高気圧の圏内で日中は天気が良さそうです。先週末の登山(霧で視界ゼロ)のリベンジを図るべく、早起きして福島県へ向かいました。この1週間で紅葉は1300m前後まで下ってきていると予想。ピークは過ぎたはいえ、磐梯山より安達太良山のほうが色付きが良さそうな感触なので、後者を選択しました。

混雑が予想されるので、いつもより若干早い4時30分に友部のアパートを出発。最高速度100km/hに抑えた超安全運転で常磐自動車道と磐越自動車道を北上します。茨城県や福島県の浜通りは雲に覆われていましたが、郡山が近づくにつれて北西方面に青空が見えてきました。7時過ぎに奥岳登山口に到着。驚いたことに既に50台以上の車がとまっていました。

 

標高950mの奥岳登山口から見上げた薬師岳方面の紅葉。既に見頃となっていて予想よりも紅葉前線の南下のスピードが早そうです。上空は北西側は青空、南東側が曇り空。徐々に青空が広がる傾向にあり、30分ほど経てば雲の上から太陽が姿を現しそうです。

 

7時15分。まずは薬師岳めざし、スキー場のリフト沿いを登ります。予想通り日が当たり始めました。

 

リフトの終点付近から見上げる薬師岳の紅葉。標高1200mあたりから木々の色づきが鮮やかになります。

 

五葉松平に出ると低木が多くなるため、一気に視界が広がります。

 

五葉松の先に安達太良山山頂が見えました。紅葉が美しい。

 

8時前に標高1350mの薬師岳に到着。安達太良山のピーク、鉄山、箕輪山を遠望。安達太良山の東斜面には終盤を迎えた紅葉の大パノラマです。赤色よりは黄金色が主役。霧の中を登った1週間前が紅葉のだったようです。

 

薬師岳からは吾妻小富士方面が見えます。薬師岳より下の標高1200m前後が紅葉の盛りのようです。

 

紅葉と吾妻小富士をズーム。

 

吾妻小富士の東には蔵王連山。

 

蔵王連山の裾野の先には宮城県の泉ヶ岳と北泉ヶ岳。福島市の北側の青麻山のピークも見えています。

 

再び蔵王連山をズーム。熊野岳、苅田岳、屏風岳、不忘山と南北に連なります。

 

福島市街地を見下ろします。

 

薬師岳南側の紅葉。ロープウエイ沿いの紅葉の発色は鮮やかです。ロープウエイの運行開始は8時30分ですが、試運転が始まっているようです。

 

おなじみの場所でパチリ。正面のピークが安達太良山山頂です。紅葉が終盤を迎えた尾根道を山頂へ向かい歩きます。1週間前のようにぬかるみを気にすることもなく、快適な山歩きです。

 

しばらくは、紅葉が山肌を染めます。

 

渋い赤色が中心。早くも初冬の色づきです。

 

カエデの紅葉が美しい。

 

中間地点から薬師岳を振り返ります。

 

東側の斜面を見下ろします。

 

眼下の福島市をズーム。信夫山や半田山、宮城県の山並み、写真では分かりにくいですが、うっすらと牡鹿半島方面の山まで遠望できます。

 

6月に訪れた時にも見えた金華山と北に連なる鹿半島方面の山をズーム(写真には少しコントラストつけてあります)。

 

標高1500mを超えると一週間前に真っ赤に色づいていた木々は既に葉を落として初冬のたたずまい。稜線を吹く風は冷たく気温は2~3℃と推定されます。日陰には霜や氷が残っているので、朝方は氷点下まで冷え込んだことでしょう。最後のガレ場を登ると山頂が見えてきました。

 

ここから最後の一登りです。

 

振り返ると和尚山方面の紅葉。

 

その東側には猪苗代湖を遠望。次の記事で紹介しますが、那須、日光、尾瀬、新潟県方面の山々まで遠望できます。

 

奥岳登山口から2時間足らず、9時過ぎに標高1700mの安達太良山山頂に到着しました。ロープウエイのお客さんがやってくるまでの間は、3密を気にせず360度の展望を独り占めできそう。暫く展望を楽しみながら朝食休憩としました(続く)


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