
今日は祭日のため会社はお休み。茨城県では早朝まで雨が残り、終日曇り空となりそうです。久しぶりに大洗港か那珂湊へ釣りへ行こうと考えていたのですが、休日は親子連れでとても混み合うそうです。そこで、急遽予定を変更して、先週金曜日に続いて栃木県へ紅葉を見に行くことにしました。栃木県の北部まで足を延ばせば、低気圧通過後の下降気流により雲が切れ、寒気が入り始める昼頃までは青空も期待できるのではないかと予想。行き先は紅葉が見頃を迎えた日塩もみじラインとしました。
7時過ぎに友部のアパートを出発。笠間、益子から国道121号、国道4号、国道119号を経由し、鬼怒川の龍王峡へ向かいました。天気は宇都宮まで曇り空。鬼怒川温泉から北側には青空が広がり、高原山の姿も見ることができました。予想通りです。
日塩もみじラインには毎年訪れています。しかし、いつもは塩原から南下するため、龍王峡は素通りしていました。今日は逆コースです。時間はたっぷりあるので龍王峡に立ち寄ってみました。
鳥居をくぐり、渓谷へ向けて下ります。
最初に見えてきたのは虹見の滝。落差は20m程度でしょうか。虹の姿は見られませんでした。先にちらっと見えるのが虹見橋です。
虹見橋に到着。渓谷の周囲の紅葉が見頃を迎えています。
橋の上から下流を眺めます。龍王峡は川治温泉と鬼怒川温泉の間に約3キロ続く景勝地です。龍がのたうつような迫力ある景観は2200万年もの昔、海底火山の活動によって噴出した火山岩が鬼怒川の流れに侵食されてできたと言われています。
上流側の眺望。700mほど上流のむささび橋までの巡回コースがあるようですが、今日はここで折り返すことにしました。
龍王峡から日塩もみじラインを登ります。紅葉の中のドライブが続きます。
真っ赤に色づいたモミジ。
今が紅葉のピークです。正面の山は高原山南部の西平岳か中岳あたりでしょうか。
富士見台展望台までもみじのトンネルが続きます。
富士見台の展望台です。日光連山は雲の中。栃木県と群馬県の県境の山々が見えています。天気が良いと、ここから富士山を遠望することができます。
峠の茶屋のモミジが真っ赤に色づいています。午前中は山の影に入るため、午後にならないと日が当たりません。
大きいもみじを「思いもみじ」、小さいもみじを「思われもみじ」、大小合わせて「寄り添いもみじ」と呼ばれているそうです。
近くの橋の先には、真っ赤に色づいたももじの大木がありました。
せっかく訪れたので、ハンターマウンテン塩原でゴンドラに乗り、明神岳へ登ってみました。カラマツの黄葉を見下ろしながらの空中散歩。
山頂駅からの絶景。
日光連山展望台から見る釈迦ヶ岳(左)と鶏頂山(右)。今年の5月末に釈迦ヶ岳に登ったことを思い出しました。
関東平野展望台にやってきました。釈迦ヶ岳から剣が峰へ続く稜線。
北東には前黒山。
那須の茶臼岳は雲の中です。
山頂の遊歩道を一周してきました。
正面に日光連山。男体山から女峰山、帝釈山までは雲の中。太郎山と日光白根山が姿を現しています。
日光白根山をズーム。10月中旬に冠雪が確認されていますが、昨夜の暖気と雨で溶けてしかったのかもしれません。
山頂駅からカラマツの黄葉を見下ろします。
再びゴンドラに乗り、カラマツ林を下ります。
センターハウスに戻ってきました。
昼前から雲が広がり日差しが遮られるようになってきました。天気の良い午前中に今日の目的を達成できたので、午後は会津西街道を南下して、湯西川ダムと五十里ダムを見学することにしました(続く)
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