ウリパパの日記

自由気ままに・・・

節分の高尾山(2) 霞台と山頂からの眺望 2024.2.3

2024-02-04 12:56:43 | 高尾山・陣馬山

昨日は節分、そして今日は立春です。今年の冬が例年になく暖かく、特に日中は春先のような高温が頻発しました。八王子では最低気温の月平均が-1.7℃(平年比+0.1℃)とほぼ平年並みであった一方、最高気温の月平均は11.5℃(平年比+2.2℃)と2度以上も高く、2月末から3月初め並みの暖かさでした。月平均気温は4.9℃とAMEDAS観測に移行してから5番目の高温となっています。昨日の節分も最低気温-2.6℃、最高気温11.1℃と1月の高温傾向を反映したような気温傾向でした。

今朝は南岸低気圧が関東地方から離れて通過したため午前中は冷たい雨が降りました。明日の夕方から明後日にかけて南岸低気圧が発達しながら通過するため、今度は大雪の心配が出てきました。今後の気象情報に注意が必要です。

さて、快晴に恵まれた昨日は高尾山から遠望に恵まれました。その様子を紹介します。

 

まずはケーブルの高尾山駅で2月のスタンプを押します。来月で12スタンプ完了で、3月8日がピンバッチ交換日。既に休暇を取得済で、ピンバッチを求めて朝から並ぶ予定です(笑)。

 

霞台の展望塔に昇り、景色を楽しみます。北西には北高尾山稜の先に奥多摩の山並み。

 

鷹ノ巣山から東京最高峰の雲取山、飛龍山と連なる奥多摩の山々。雲取山は冠雪していません。

 

空気が澄んでいるため北関東の山々が姿を見せていました。

 

皇海山、冠雪の奥日光白根山、男体山

 

雄大な男体山をズーム。左に太郎山、右に大真名子山を従え、その東には帝釈山と女峰山。

 

ひときわ高く冠雪した関東最高峰の日光白根山

 

日光連山の西には尾瀬の燧ケ岳が見えることがあるのですが、昨日は冬型の気圧配置のため雪雲の中。その左手前の荷鞍山は姿を見せていました。

 

さらに西側には赤城山。山頂には雲がかかっています。

 

東には関東平野を一望します

 

東京スカイツリーから東京タワーまで連なる都心のビル群。東京タワーの左の麻布台ヒルズ森JPタワーは日本一の高さで330mあります。

 

東北東には牛久大仏を遠望します。柏の葉キャンパスの右奥にちょこっと見える黒い影(写真中央のやや左)が日本最大の大仏です。過去に別なコンデジでもう少し鮮明にとらえた姿があるので、こちらの記事を参照ください

 

筑波山と加波山はうっすらでした

 

十一丁目茶屋の横からは南から南東方面の眺望が開けます。南には相模湾が輝いて見えます。江の島もくっきり。

 

相模湾の先には三浦半島、その先には房総半島(館山)を遠望

 

高尾山頂まで登ると、江の島、三浦半島、房総半島が並んで見えます。三浦半島と房総半島の間には、微かに東京湾が見えます。さらに西の奥高尾から陣馬山まで足を延ばすと、相模湾と東京湾が同じように輝いて見えるようになります。

 

最後に高尾山頂からの眺望を紹介します。正面には丹沢連山、大室山と冠雪の富士山。

 

富士山の北には道志の山々、三つ峠、御坂黒岳、笹子峠から滝子山。滝子山の左奥には白銀の南アルプスが輝きます。

 

富士山をズーム

 

 

南アルプスをさらにズーム。左から蝙蝠岳、塩見岳、広河内岳から農鳥岳と連なります。

 

蝙蝠岳と塩見岳をさらにズームアップ

高尾山頂から日本百名山がいくつ見えるでしょう。富士山、蛭ヶ岳(丹沢)、塩見岳、大菩薩嶺、雲取山、日光白根山、男体山、那須岳、筑波山、皇海山、燧ケ岳、赤城山、武尊山(ちょこっと)、甲武信ケ岳(ちょこっと)の14峰かな。昨日の記事では9峰が写っていました。紹介しなかった大菩薩嶺は場所を選べば見えやすく、甲武信ケ岳は霞台展望塔から少しだけ見えるのです。武尊山と燧ケ岳は、冬から春にかけて冬型の気圧配置が緩むと比較的見やすいです。最も難しいのは那須岳(三本槍岳)。霞台の展望塔からは手前の山に眺望が遮られるため、この方角が見渡せる場所が高尾山では限られていることと、遠望が得られる冬場は連日雪雲に覆われるため年に数日しか遠望できません。機会があったら狙ってみたいですね(一度紹介したことがあります)


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