ウリパパの日記

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桜川市の桜源郷 (磯部桜川公園と櫻川磯部稲村神社) 2024.4.10

2024-04-12 21:15:45 | 茨城県

今週水曜日の桜巡りの続きとなります。吾国山で終盤のカタクリを観察してから山を下り、麓の桜川市へ向かいます。桜川市は名前が示す通り桜にゆかりがある地で、「国指定 天然記念物の桜」と「絶景の山桜」で知られています。また、古くから磯部の百色桜としても知られ、国指定 名勝「櫻川」にもなっています。過去に一度夕方に駆け足で訪れたことがありますが、一度昼間にじっくり訪れてみたい思っていました。

 

まずは磯部桜川公園を訪れます。国名勝指定区域周辺を拡張して造られた都市公園です。昭和61年に完成しました。

 

駐車場付近の桜。ソメイヨシノかな?

 

園内にはヤマザクラを中心に700本の桜が植栽されています

 

ヤマザクラには早いかなと思っていたのですが、ちょうど見頃の時期でした

 

桜川の説明がありました。この付近は古くから磯部百色桜として桜の名所となり、吉野に次いで名高かったといわれ、多くの歌に詠まれています。桜川の名称も、毎春、桜の花びらが川面に浮かぶので名づけられたそうです。

 

ヤマザクラにも10以上の種類があるそうです。園内では一部葉桜となった木もありますが、ほとんどのサクラが見頃を迎えていました。

続いて500mほど離れた櫻川磯部稲村神社へ向かいます。

 

神社の入口には「桜川の桜まつり」と書かれた大きな幟がお出迎え

 

鳥居をくぐります

 

磯部稲村神社の説明がありました。HP情報によると、

天照皇大神、木花佐久耶姫命、天手力雄命などの諸神を祀る神社で、 景行天皇の時代に東国平安の分霊を移して祀ったという伝説もあります。代々藩主の崇拝を受けたほか、徳川光圀の参詣も受けたそうです。

参道や神社が鎮座する丘の斜面に多くの山桜が見られ桜の名所として広く知られていました。ここの山桜は東北地方に産する白山桜で、淡紅色の花ばかりでなく芽ぶきの時期の赤芽も見事で、学術的にも貴重な存在とされています。

この地は、古来より桜の名所として知られていたことから、江戸時代には歴代将軍により隅田川堤、玉川上水など江戸の花見の名所を作る際に植樹されました。水戸市内を流れる桜川は、かの水戸光圀公が当地の桜を気に入り、桜の苗木を数百本移植したことを機に桜川と命名したものと伝えられています。(引用終わり)

午前中に訪れた水戸桜山の下を流れる桜川の命名の由来がわかりました。

 

 

境内は満開を迎えた桜に彩られていました

 

拝殿右側には合格祈願の絵馬。桜の花満開です。

 

拝殿前には木造の狛犬。阿形です。

 

吽形。これらの狛犬は茨城県の文化財に指定されています。

 

拝殿左手には謡曲桜川にちなんだパネル。一人で訪れているので、顔無しです(笑)

 

拝殿にお参りします

 

拝殿に続く本殿。背後のヤマザクラが満開

 

本堂左の要石。縄文時代より住民の信仰の対象としたものであり往古陽陰を象徴したものといわれています。一説によるとこの地はかつて鹿島の神領であって、鹿島の要石は凹形で鯰の頭を押さえ、礒部の要石は凹形で尾を押さえる(地震がおこらない)といわれていて、古来より互いに連なり守護していると伝えられているようです。



一方、本殿の右側には合格 パワーストーン。台座の5角形の御影石に厳選された最高品質の宝石が埋め込まれているそうです。

 

続いて、境内右手を下り糸桜を見に行きます。満開を過ぎましたが、見頃が続いていました。

 

糸桜というのは枝垂れ桜の別称のようです

 

一番目立ち風格を感じる糸桜

 

下から見上げます

 

少し離れたところから振り返ります。見事な糸桜が咲き誇ります。これだけ咲き揃うと圧巻ですね。背後が磯部稲村神社の杜となります。

 

右手の空き地からの眺め

 

振り返ると春の長閑な風景が広がります。正面には加波山の山並み。

桜川のヤマザクラと櫻川磯部稲村神社裏の糸桜を満喫しました。続いて、高峯に咲く絶景の山桜を見にいきます(続く)

 


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